宇宙からの智恵をダルマさんの形に込めて Vol.3 「恵み」の巻

誰でも「自分ほど恵まれている人間はいない」と思える人は、本当に運の良い人か、或いは賢い人であり、賢く生きる知恵を教わったか、自分で考えることができる人である。

何故なら、人は日常生活を送っていくうえで、経済問題、健康問題、学校問題、就職問題などの個人的問題ばかりでなく、社会生活を行っていく上で、自分だけの問題でなく、家族、親戚、友人等と人と携わっている問題を持たないわけにはいかないのである。

ということから、人生は苦だとか、悩みの連続だということになる。しかるに逆説的に言えば、悩みや、苦しみをそのまま悩みや苦しみとせず、色々体験させていただいているのだと考えて、すべてを喜んで受け入れることのできる人は幸せである。

ということは、いろいろな問題に出会った時、それを悩みの種とするのでなく、その問題に出会えたことを喜びにしてしまえる人は、幸せを得た人であり、そのように考えられる人が恵まれている人と言えるだろう。

”Everything's got a moral ,if only you can find it.”
by Lewis Carroll         
（どんなことにも教訓はある。あなたがそれをみつけられるかどうかだ。）　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルイス・キャロルの名言

今日のダルマさんの顔は「恵」という漢字でできています。

つづく。