渡嘉敷島の夜
前回の記事の続きです。
サムネイルは沖縄県指定天然記念物で国内希少野生動植物種の「ホルストガエル Babina holsti」。
この日は別に雨もなんも降ってなかったのですが何故かポツンと。脇に水路があったのでそこから出てきたのでしょう。
天然記念物は触るのは法律で禁止されているのですが、路上から逃げてもらうためにどかしたりは大丈夫だそうです。
このホルストガエルはそれをするまでも無く、撮影後1ジャンプで脇の草むらに消えていきました。
トカシキミナミサワガニ Candidiopotamon tokashikiense
実は渡嘉敷島固有種。
沖縄にも親戚がいるのですが、渡嘉敷島で見かけるこの種は平均して沖縄のよりすこーしだけ大きな個体が多い印象。
若干右手前の水面にディフーザーの白いのが出てしまってますが、全体的な絵のバランスとしては構図はとても気に入ってるのでご紹介。
まぁー、このサワガニも山ほどいる。まじで。渡嘉敷島で一番見かけたサワガニかも(笑)
ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui
中々撮らない構図で一枚。今の機材よりはずっと、広角でトカゲモドキが撮影しやすかったなぁ。
以前は撮りながらイメージを膨らませていたせいで撮影に時間がかかってしまってましたが、この頃くらいから常日頃「どんなシチュエーションでどんな絵が一番美しいか」のイメージを強く持つことで撮影時間が大幅に短縮されました。
この写真も確か2~3分で撮影。もっと短かったかも。
撮影時間の短縮の何が良いって・・・パッと思いつくだけでも
①他の生き物を探せる時間が増える
②生体への負担が減る。
③体力が持ってかれない
の三つかなぁ。②に関しては実際あるのかはわからんけど「無い」とは自分は言えないしね。
ハイ Sinomicrurus japonicus boettgeri
まさか見れるとは思わなかったのでラッキー🤞
こちらの作品は個展「やんばるの生 知られざる美」に出展した作品で、
タイトルは「月と天照は霧雨の夜に」。
オオハシリグモ Dolomedes orion
沖縄島でも見られる大型の蜘蛛。
水面に足を伸ばしてるのは、水面に落ちた虫をその波紋で感知するためなのでしょうが普通に襲いかかって食べてるとこも見たことあります。
ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui
沢を見上げると・・・。
もう、とにかく凄まじい数いる。あちこちにいる。なんならヤモリより見たかも・・・。(笑)
続く。
お楽しみいただけましたら幸いです^^