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太陽とススキ

ワクドツキジグモ Pasilobus hupingensis


どうも皆さまこんにちは。
久方ぶりに沖縄島北部、やんばるの生き物たちで書き進めてまいります!


本拠地なのにだいぶ後回しになってしまいましたので、お気に入りの写真をかいつまみながら振り返ってみようと思います。


さてさて、サムネイルを飾ってくれた鳥の糞のような蜘蛛。
名前は後から知ったんですが、見つけた当初は「やたら変な雰囲気の蜘蛛がいる」と、この、明らかに何かがおかしい蜘蛛の存在を、脳ではなく脊髄が掴んで離しませんでした。


後から聞けばツシマトリノフンダマシやカトウツケオグモなどが含まれる「日本七珍蜘蛛」の一角とのこと。
怪しいと思って撮影しておいた自分を褒めてやりたいですね。

この時はバケツをひっくり返したような酷い雨の夜でした。
この蜘蛛を見つけてから、止むはずのない雨音が遠くに去り、耳すらもこの変な蜘蛛に視線を向けるのでした。



ササキハシリグモ Dolomiedes zatsun


の若い個体でした。普段見るこの種の色は、もっと黄土色味が強い小洒落たブラウンなのですがこの個体は随分と灰色に近い…!個体によって少しばかり色彩にバリエーションを持つようですね。

いつも見つける所ではなかったので記録に一枚。
すらっと引き締まったその体躯に、あまつさえ疾しい恋心すら抱きそうになってしまいます。

クロイワトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae


足元にも注意せねばなりません。
坂道よりも平坦な道の方が難しいんですよね…いやまぁ、米粒が東京ドームみたいな大きさの感覚を持つ命ある者ども全てを含めたら、私の足取りで命を奪ってしまった事も多々あるでしょう…そんな事を脳裏に浮かべながら、足元を見るとなんとなく何かが隠れてそうだとかをより一層意識して歩けるのです。
長々と書きましたが、要は気をつけて歩く、それだけです。


アマミオオヒラタザトウムシ Leiobunum maximum distinctum


学名あってるかちょっと定かではありません・・・両生類、爬虫類以外はそれなりにしっかりしてそうなページや記事からコピペしています。


新緑が一層ひしめくやんばる、そんな時期に夜の林道をスタスタと歩く大型のザトウムシ。
その生態は未だよくわかってないらしい・・・ある時期、梅雨明けくらいですかね、それを過ぎると嘘のように見なくなるんですよね〜。


それではキリがいいのでこの辺で!

ごきげんよう、皆さま。
またお会いしましょう🥂

お楽しみいただけましたら幸いです^^