ありがとう、小野裕二

いやぁ…

いやぁ…

いやぁ…

衝撃でしたねぇ…(クソデカ溜息)

今年も悲しいお別れはあると思ってはいたんですよ、覚悟はしてたんですよ。
たださすがに想定外でした。
小野は残ると思ってたので。

しかもスポンサー様に挨拶回りしてた日の夜、ファン感前日の夜にこれですからね…

鳥栖はそういうクラブなんだと改めて思いましたね。
貧乏は辛い。

でも小野を責めるつもりはありません。
むしろ感謝しかありません。

なので、小野裕二への思い今回の移籍ついて、書いていきたいと思います。

報道出て書きなぐってるので読みにくいです。
悪しからず。

小野裕二に対する自分の思い

はじめて鳥栖に来る前の小野裕二

自分が小野裕二を認知したのは高校生の時、小野が高校生でプロデビューをしたときです。

同い年なんです。
自分もプラチナ世代なんです←

それはどうでもいいとして、その頃の小野裕二をどう思ってたかと言うと、好きか嫌いで言えば「大嫌い」でした。

上手くてムカつくとかではなく、気性もプレーも荒っぽくて、いくら試合中とはいえどうなん?ってこともしょっちゅうあったので。

今も熱さは変わってないと思いますが、あの頃の小野は危なっかしかったんですよね。
それが生理的に無理でした。

海外から鳥栖へ

そんな小野裕二が海外挑戦を終えて日本に戻ってきたときに声をかけたのが鳥栖でした。

正直ふざけんなよと思いましたよ。
大嫌いな選手が応援してるクラブに来たんですから。
複雑な感情でした。

移籍してしばらくはやっぱり素直に応援できなかったです。

ただ、少しずつ小野への感情は変わっていきましたね。
あれだけ勝利に執念を燃やして、味方のために相手や審判とぶつかってくれる姿を見せられたら、応援するしかないという気持ちになりました。

だからこそ、ガンバへの移籍は寂しさもありましたけど、それ以上に感謝してましたし、ガンバでの活躍を素直に願っていました。

二度目の帰還

でも、移籍したガンバでは、ケガで離脱の時間のほうが長く、期待されたにも関わらず結果を残せず契約満了になりました。

その頃鳥栖は、揺れに揺れていました。
債務超過による主力のスーパーセール(代表例:血のクリスマス)。
心は限界に近かったサポーターも多かったはずです。

そんな年の瀬に、こんなツイートがきました。

嬉しかった。
あの年のどの移籍よりも嬉しかった。

この移籍で2022年にかすかに希望を持てた鳥栖サポーターは多かったんではないでしょうか。

空き番になった10番を背負って、その覚悟をプレーと行動と言葉で示してくれた小野は「大嫌いな選手」から「大好きな選手」になってました。

長くなりましたが、これが今の自分の小野への思いです。

今回の移籍について

冒頭で書いているとおり、今回の移籍は想定外でした。

理由は2つです。
1つは、鳥栖にとって絶対的な精神的支柱だったことです。
少なくともプロテクトしている選手の数少ない1人だと思っていました。

もうひとつは、年齢と怪我の多さです。
今シーズンキャリアハイだったとはいえ、もうすぐ31歳になり、ましてや怪我でフルシーズン乗り切ったことがない選手を取りに来るチームなんてないだろうと思っていました。

それでも、例外のチームがひとつだけあるとも思ってはいましたけどね。
そこに行くならと覚悟はしていました。

それは古巣・横浜Fマリノスです。

鳥栖の下部組織出身者の鳥栖への思いはひしひしと感じます。
だから小野だって同じようにマリノスへの思いはあると思っていたので、マリノスから声がかかれば移籍も覚悟だと思っていました。

ただ、新潟は盲点でしたね。
監督の松橋力蔵さんは小野の下部組織時代の恩師でした。
知ってはいましたが完全に忘れていました。

そりゃ心動きますよね。
だからこそ、新潟移籍は仕方のないことだったのかなと俺は思っています。

サポーターの皆さんへ俺が思うこと

たぶんほとんどの人はまだ受け入れられないと思います。

「10番を背負う覚悟」「鳥栖に骨を埋める覚悟」
はそんなものだったのかと言いたくなる人もいると思います。

でも、俺はそんなことなかったと思います。
その程度の覚悟なら、この2年間、鳥栖のファンサポーターの心は小野に動かされなかったはずです。

その覚悟と天秤にかけて悩んだ末に
「松橋さんとまたサッカーがしたい」
気持ちが勝ったんだと思います。

小野ももう若くないですからね。
ただ、ボロボロのベテランでもないんです。

ギリギリのタイミングだったからこそ、移籍を選んだんだろうと思います。

それに、鳥栖への思い、サポーターへの思いがないならわざわざファン感の前に移籍のリリースはなかったんじゃないでしょうか。

せめてお別れを言いたい、なにを言われても受け入れる
その覚悟が今日というタイミングのリリースなんじゃないでしょうか。

だからこそ、受け入れがたいと思いますが、小野の決断を尊重しましょう。
そして、明日のファン感に行く方には、たくさん感謝を伝えてほしいです。

鳥栖に残る選手たちに思うこと

今年のチームは小野に引っ張られてたと思います。
というより、小野におんぶにだっこだったように思います。

その小野がいなくなります。

俺が小野のようにクラブを引っ張るという覚悟を見せてくれる選手がひとりでも多く出てきてほしいです。

期待しています。

鳥栖のフロントへ

移籍金、取れてますか? 

債務超過残ってるのに中心選手の移籍で取れてないなら呆れます。

残すべき選手、離しちゃいけない選手が誰かわかってますか?

監督スタッフ、強化部、選手たちがなんとかしてくれると思ってるように見えてならないです。

それでもサポーターは離れないとたかを括ってませんか?

X上も周囲もドリパス更新悩んでる、更新しないって言ってる人結構多いですよ、なんとかなるだろうはもう通用しない時期に来ていると思います。

とりあえず、次の決算を楽しみにしています。

新潟サポーターさんへ

小野裕二は最高の漢です。

すぐに新潟サポーターさんの心を掴むと思います。

怪我は多いかもしれませんが、それは覚悟のうえで、熱い声援を送ってください。

最後に、小野裕二へ

小野が残した思いはきっと残った選手が鳥栖で背負ってくれるはず。

だから新潟での活躍を願ってます。

怪我にはくれぐれも気をつけてください。

昔は大嫌いでごめんなさい。
今は大好きです。

鳥栖でプレーしてくれたこと
鳥栖に戻ってきてくれたこと
熱い思いをプレーにぶつけ続けてくれたこと

すべてに感謝しかない。
本当にありがとう!


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