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【雑記】一軒目ポケカ 一周年を迎えて

12月26日(水)、一軒目ポケカ 一周年記念大感謝祭を開催しました。一年間ポケカ公認自主イベントをやり続けて個人的に節目を迎えた実感が
あり、今個人的に思う事を書き残しておこうと思います。

①一軒目ポケカが始まるまで

②一軒目ポケカを開催して気付いた事

③ポケカ公認自主イベントに求められるであろう事

④今後の話

あまり大それた事は書いていないと思いますので、興味がある部分だけ
斜め読みして頂けたら幸いです。


①一軒目ポケカが始まるまで


2017年10月都内某所にて私、トリバーさん、ポケカ勢2名と飲む。その時何となくやりたいイベントの話をしたけれど当初はやりたい事が全く違っていた気がする。酔っ払っていた上にトリバーさん先に帰宅、残った
メンバーでカラオケオールに明け暮れた為記憶は砂粒程しか残っていない。

後日LINEグループに招待され相談役のトイさん、マヨさん、黒川啓太郎さん、トリバーさんとイベントを作り始める。始まりは「なんとなく平日夜にポケカできるイベントが開きたいね。最悪人が集まらなかったら身内で遊べればいいから4人でイベントやろう」でした。
イベント立ち上げ会議の議事録ファイルは2017年11月29日が更新日時。今とほぼ変わらない一軒目ポケカの枠組みが出来たのはその頃・・・のはず。
開始当初の一軒目ポケカのターゲット層は”身内や知り合いとのフリー対戦を通じて基本的なルールの理解がある方”までを対象としており、
イベントの価値は”プレイヤー同士の交流の場”、”時間を区切らずなるべく沢山の方と有意義な対戦をしてもらう”ところに重きがあった。
アンケートをしっかり取ろうと決めたのもこの時。現在はQRコード読み取りでアンケートページに飛ぶ方式だが、イベント開始当初はバトルシートにアンケート記入欄があり、
アンケート回答と引き換えに初心者が必要そうなデッキパーツを入れたクジ的なものを参加者に渡す仕組みだった。

そして12月6日(水)、一軒目ポケカがスタートした。ポスターも黒川さんにデザインしてもらいtwitterと店舗で告知、結果参加人数は35人。現在はバトルがメインになった一軒目ポケカも当時はティーチング・デッキ相談にもそれなりに参加者が来ていて初回にしてはとても手ごたえがあったのを覚えている。


②一軒目ポケカを開催して気付いた事


1~2ヶ月アンケートをとってみて、一軒目ポケカのココが良い!が
まとまってきました。
・初参加の人にとって敷居が低い、気軽に参加しやすい
 →楽しそうな雰囲気が伝わってくる、途中参加もOK、時間制限なし、
勝敗による優劣がつかない、ティーチング&デッキ相談のコンテンツも併設。
・開催日、場所が良い
 →ジムバトル開催の少ない平日夜のイベント、お店が広い&きれい。
・ポケカで遊べる仲間を見つけられる
 →対戦の空き時間を利用してtwitterを交換したり、普段プレイしている
店舗を聞いたりコミュニケーションが取り易い。
・思う存分回したいデッキを回せる
 →勝敗にこだわる必要が無い為回したいデッキを回したいだけ回せる。


他にもたくさんあると思いますが、一軒目ポケカの芯となっているのは
”プレイヤー同士が心地よく交流出来る場である事”だと思っています。


人と人が対面するポケカというコンテンツにおいては、
競技として結果を残したいプレイヤーも、大人気イベントを開催したい
プレイヤーも、コレクターとして名を馳せたい方も、
同志や近いフィーリングを持つ人を見つけると一気に楽しくなります。

具体例を挙げると知り合ったプレイヤー同士がチームを組んだり、練習会を開いたり、ジムバトルに行ったり、職場や学校でポケカを布教したり、
ポケカで知り合ったメンバーと飲みに行ったり、絵を描きに出かけたり、
ポケモンGOで遊んだり。

私自身も素敵な友人に助けられ、励まされてここまで頑張ってこれたなと思います。(文章にすると滅茶苦茶素っ気無いですが、本心です。)

これからも一軒目ポケカに参加された方にはたくさん楽しんで、たくさん同志を見つけて、たくさん外のコミュニティにも羽ばたいて貰って、その分たくさん新しい方にいらして頂けたら嬉しいです。


③今後ポケカ公認自主イベントに求められるであろうこと



私個人的には大きく分けて3つだと思っています。

1.新規プレイヤーを定着させ、裾野を広げるイベント
2.国内における競技プレイヤー層の育成を促すイベント
3.特定ファン向けイベント


比率で言うと1が6割、2が3割、3が1割程度だと考えています。比率に関してはあくまで予想ですが、公式の力の入れ方から推察するとオーガナイザーに求める事は1が最も求められているのかなと思っています。

 1は言わずもがな、新規プレイヤーを増やし続ける事はコンテンツを存続させる為に不可欠でありながらも”定着”という部分は公式ではなかなかケアしにくい部分であると考えられるからです。
 リアルな話をしてしまうと人海戦術に頼らざるを得ない部分で、その人海はオーガナイザーに委ねられているといっても過言では無いという事です。
 2に関しては競技プレイヤー層の盛り上げを公式側も試行錯誤しながら進めているという所だと思いますが、オーガナイザーが開催するイベントとしても一定以上の需要が見込めると考えられます。
大型の公認自主イベントも盛り上がっているようですし、ポケカは勝敗が決まるゲームであることは間違いないので確実に求められる所だと思います。
 3に関しては”ポケモン”というキャラクターに大きくフォーカスしたもので、特定のポケモン、ポケモンカードのある魅力にスポットを当てたイベントはプレイヤーにとって新鮮であり、自慢の場であり、楽しめる場であると思います。

大切なのはイベントはコレをやれば正解!というものは存在せず、対象を決め、対象に伝わる方法で告知し、対象が盛り上がるコンテンツを盛り込む事が重要です。人数を集める事が目的ではなく、集めたい人が満足するイベントはなんだろう?という視点で考えて頂ければと思います。

④今後について


私、じゃら個人が目指したいのは今後どんなイベントを
開いたとしても”ポケカをより楽しむきっかけ作りの手助けをする”事です。
イベントに参加する人が同じイベントに参加している人との交流を通じてポケカの、もしくはポケカを通じた楽しみ方を増やしていって欲しい。
このスタンスはずっと変わらないと思います。

一軒目ポケカは一周年を過ぎた今日に至るまでにコンテンツをマイナーチェンジしたり、オペレーションに何度もテコ入れをしたり、運営陣で意見が食い違う事もありましたが、予約枠の32名は毎回抽選、当日参加含めた平均参加人数70名を超えるイベントへと成長しました。

その軸になっているのが”プレイヤー同士の交流”で、人が人を呼び予約ですら抽選で一喜一憂しながら参加するイベントになりました。

一軒目ポケカは都心で開催していながらも平日夜という特性上商圏が狭く、
需要をカバーしきれていない現状があります。
そしてこうした交流の場になるイベントは少なくともプレイヤー数の多い都心部においては需要があり、まだまだ開催数が足りないと肌で感じていますし、具体的に言ってしまうと都内の平日イベントはもっと存在しても良いと思います。一軒目ポケカインスパイアなイベントも歓迎したいですし、最低限のノウハウは共有したいなと思っています。

今後はもちろん一軒目ポケカを続けて参りますが、
私じゃら個人はイベントを開催したい方のご相談も随時受け付けますので
少しでも勇気が出た方はお声掛け頂ければ喜んでご相談に乗ります。


長くなりましたが、一軒目ポケカというイベントを運営チームのトリバーさん、マヨさん、黒川啓太郎さん、トイさん、そしてイベント参加者の皆様と共に1年歩んで来れた事に改めて感謝申し上げます。
そして今後とも何卒、宜しくお願いいたします。

2018.12.28 じゃら

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