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【ポケカ】トレーナーズアカデミー ワークショップに参加させて頂きました。

11/10(土)都内某所にてイベント トレーナーズアカデミー TRANERS ACADEMY WORKSHOP!に参加させて頂きました。
上記イベントはどのような内容かといいますと、
イベントとは何か?実際にイベントを作るには何をすれば良いのか?を
イベント開催経験・ジャッジ経験豊富な方々から学び・体験しながら
身に着ける事が出来るセミナー形式のイベント
です。

今回開催されたイベントは参加者をいくつかのグループに分け、
実際に初心者をターゲットに見据えたイベント作りを考えてみる
という趣旨のものであり、
その中で私はファシリテーター(具体的な判断は下さず、中立的な立場からより集団が目的に向かうよう導いていく役割)として参加しました。

この記事はファシリテーターとして私が一体何を考えて行動していたのか
というまとめ
です。個の力を最大限に引き出し、実現性高く目的に向かう
ルートを示す役割・そしてテクニックにご興味を持っていただければ幸いです。

1.ファシリテーターとは何か?何をする人なのか?
ファシリテーターって何ぞや?という方も多いと思うので
堅い言葉を噛み砕いて言うと、基本スタンスとして具体的な意思決定を
しない。メンバーが目的に達する事ができるよう、困っていればヒントを
出したり、選択肢を整理したり、時間調整をしたり、褒めたり、質問を
投げかけたりといった動きをします。


2.ファシリテーターのじゃらが当日意識していた事4つ。

★思考の発散と収束
 主催補佐のzbさんの言葉をそのままお借りしました。
メンバーから意見や考えを聞き、ほぼ全ての考えを付箋にメモし、模造紙
なりボードに貼り付けていきます。次に議論の節目で似たような考えを
書いた付箋をまとめていくと、抑えるべきポイントが視覚化されていきます。そしてそのポイントを全員で共有し、共通認識を持ちながら議論を
積み上げていく事を繰り返していく事をコントロールしていました。
 プラスαのテクニックとして、議論のフェイズ毎に付箋の色やペンの
色を変えていくと、更に分かり易くなります。


大切なのはまとめるタイミングと、付箋をまとめるのはメンバー全員に
やらせる事。そして○○と××は同じ(違う)と思う。それは△△だから。
という理由付けをメンバーに話させる事。

★アサーティブなコミュニケーション
 一言で言うと、相手も自分も否定しないコミュニケーション手法。
これは単純にメンバーのアイスブレイクと自由闊達な議論を生む雰囲気作りをする為です。単純な話、人は否定されると少なからずストレスを感じ、大小問わず萎縮や反発を起こします。意見しにくい空気ほど人間の思考を止める障害はありません。
 「それ、わかる」「なるほど」「すごいね、そう考えてたんだ」と発言者を認める事からスタートし、次に「どうしてそう思ったの?」と思考を掘らせる事でワークショップへの自発的な参加と、思考させ続ける事を促します。

★メンバー全員の巻き込み
 メンバー全員に対しなるべく均等に質問や意見出しを振っていきます。
グループワークの場合は一人が置いてけぼりになっていたりすると他のメンバーも気にし始める事がありますし、何より考える脳が1つ減ってしまうのは非常に勿体無いです。
テクニックとして、個人の好きな事に触れる事も有効な手段の1つです。
トレアカでは他己紹介をアイスブレイクとして行っていたのですが、ワークショップでいまいち乗り切らないメンバーが居ればその時聞き出した個人の嗜好をほじくり返すのもアリです。

★フレームワークの提供
 この項目は個人的な経験上、あればヒントになると思った為挙げました。
使ったフレームワークは2つで、1つ目は「バリュープロポジション」、2つ目は「ビジネスモデルキャンバス」
イベントでとても大切な「誰に」「何を」「どうやって」をより深く具体的に作るのに非常に役立ちます。
 フレームワークは本来何のためのものかと言いますと、活動の実現性を上げ、考えなければならない項目の抜け・漏れを無くす為のものです。
 仕事では?と思う方が大多数だと思いますが、私個人は何かイベントを新しく行う場合にも充分使えると思い採用しました。興味のある方は検索して頂きたいですし、関連の書籍も沢山ありますので是非探してみて下さい。
 フレームワークとは儲ける為の仕組みなので、今回のようなセミナーでイベント作りのワークショップを行う場合においては収益を取る部分の比重を抑えるようにしていました。


3.終わりに&イベントをこれから作りたいと考える方へ
 この記事は自分自身の備忘録に近い物ですが、少しでもイベントを作りたい皆様のお役に立てれば幸いです。難しい事を書いているように見えますが、今回のトレアカで私はほとんど担当したグループのメンバーに対し具体的なアイデアを提示していません。2で紹介した項目はあくまで一部の手段で、根幹に何があるかと言うと

 自分が”考える”、そして居合わせたメンバーに”考えさせる”

 この積み重ねがより素晴らしいプランを完成させると私は思っています。
トレアカに参加して改めて1人よりも複数で考えた方が非常に有意義でレベルの高いイベントプランが出来上がると思いました。
多くの目で見る事は、リーチしたいターゲットが一体何を求めているのかをより深く掘り下げる事に繋がります。

 凄く堅苦しい事を書き連ねてしまいましたが、イベントを興すきっかけとなるヒントを1つ挙げるなら、自分自身に
”私がポケカに触れていて一番嬉しかった事、楽しかった事はどんな時?”
と聞いてみる事です。そこをしっかり掘っていけば、きっと楽しいイベントが作れると思います。


最後になりますが、改めて主催の方、撮影の方、参加された皆様、
有意義な時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。

(ポケカという単語をほぼ使わないポケカプレイヤーの記事でした。)

じゃら

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