トレードの「質」を考えてみた話
トレードの「質」を考えてみたので紹介します。
自分には3つの答えがあります。
①「質」or「量」では無い
②「質」とは無駄を排除した結果
③「質」は最短で手に入る
ではそれぞれ説明します。
①「質」or「量」では無い
世の中には「質」or「量」という考え方があります。しかし、自分の経験上、質も量も切り離せませんでした。
結論は「圧倒的な量をこなしたからこそ、質に気付けた」ということです。
自分は「質」の高いものを求め、無数の書籍や商材を買い漁る時期がありました。所謂聖杯探しです。
その結果、トレードで勝てるようになったのかと言われると勝てるようにはなりませんでした。これが現実です。
しかし、それだけの量をこなしてきた結果、何が重要で何が重要ではないのかという「質」が見えてきました。
そもそも自分は「質」が何なのか分かっていませんでした。「質」を考えるための比較対象を持っていなかったのです。圧倒的な量をこなしたことで、それぞれのメリット・デメリットを比較するための材料が手に入りました。
そこに気付けたあとは簡単でした。比較作業をすれば良いだけです。つまり「検証」という作業を始めたのです。
何か作り上げるためには「材料」が必要です。その材料が何かも分からない状態では何も作ることが出来ません。まずは圧倒的な量をこなす。その結果、質に気付ける。
これが自分自身がまず最初に気付いたトレードの「質」になります。
②「質」とは無駄を排除した結果
「質」の本質は無駄の排除にあります。排除と聞くと単体で機能するものをイメージしがちですが違います。
トレードでいう無駄とは優位性が機能しない局面でトレードすることです。要するに無駄なトレードにあります。
勝率とは勝ちと負けの比率です。勝率を上げるには勝ちを増やすor「負けを減らす」の二択しかありません。
勝ちそのものは相場環境に依存したものなのでそう簡単には増やせません。しかし、負けに関しては自分で減らすことが出来ます。そのために必要なのが環境認識です。
環境認識は複合的です。色々なパターンが存在し、それぞれ唯一無二といっても過言ではありません。
優位性を生かすためには環境認識が必要ということは、複合的観点が必要になってきます。
つまり、複合的観点から無駄な局面を排除することでトレードの「質」が結果的に生まれるのです(説明が難しくなりました)。※長くなるので別記事で紹介します。
③「質」は最短で手に入る
最後に「質」を最短で手に入れる方法を紹介します。最も簡単な方法です。
世の中には①②を既にこなしてきた人がいます。所謂「勝ち組」と呼ばれる人です。その人は既に「質」を手に入れています。つまり、その人から「質」を学ぶのです。
ただここには注意点があります。
その人が本当に「質」を持っているのかということです。ネット上では億万長者が日々量産されています。勿論、その全てが本物ではありません。本物の人はその僅か少数です。
ここで振り出しに話を戻します。
誰が本物で誰が偽物なのかを判断するには自分自身が判断するための材料を持っておく必要があります。
つまり、自分で判断出来る知識やスキルを持っていることが前提条件です。楽をするためには楽をするための努力が必要です。
楽をするなとは言っていません。
寧ろ楽をするべきだと考えています。
楽をするために努力が必要なだけです。
あなたの学習を少しでも加速させる一助になれれば光栄です。最後まで読んで頂き有難うございました。