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(ゴルフ)あしたのために その1

ラウンドが終わって、お酒やコーヒーを飲みながら、ゆっくりとこれからどのような練習をしようか、反芻するのもゴルフの大きな楽しみです。今回得た教訓を思い出してみると、技術面では大きく3つの課題がありました。

ー 4パットを打ったこと
ー 7Iでスライスを打とうとしたら逆にフックが出た
ー HBで教科書通りのセットアップをしたら逆球が連続した

その他の気づきは、
ー フォローで腕の通り道がなく、詰まってしまう
ー ボールの近くに立ちすぎないようにする
というのもあります。

さて、まずはパッティングですが、緊張の糸が切れた時の対処法は、アンガーマネジメントの手法や、インナーゲームのメソッドを再度見返すことで、今後も継続的に鍛えていくしかなさそうです。心を鍛えることが一番難しいのならば、長期戦を覚悟します。

怒りは熱い灰のようなもの。木をくべればたちどころに燃え上がり、さらに炎が燃え広がって火事になります。木を無闇にくべないことが肝要ですが、かといって熱い灰は決してなくなりはしません。いや、なくしてはいけません。なぜならば、熱い灰は、闘争心ややる気そのものだからです。熱い灰に適当な量の木をくべれば火は有益なものです。大切なのは、火を制御下におくことです。

アンガーマネジメントやインナーゲームについては、いずれ詳しくまとめます

というわけで、パッティング技術については、自宅で地道に1mを練習することにします。

私は練習器具が大好きで色々買いあさったのですが、こと室内でパッティング練習する器具に関しては、品質のよいマットと「ザ・レール」という商品名の器具(写真)があれば十分だと思います。

このザ・レール、1m長・幅約5cmのステンレス板を凸型にプレス成形してあり、両端に2カ所穴が開いているだけの、いたってシンプルな物(なのにちょっとお高いのが玉に瑕)。凸型の盛り上がっている部分は平行ではなくテーパーがついていて、幅の広いほうから狭い方に向かってゆっくりと転がすだけです。ちゃんとフェースが直角にヒットすればボールはレールからこぼれ落ちることなく反対側まで到達します。逆に、わずかでもフェース角度がずれれば、簡単に脱線する仕組みです。強くヒットすればごまかしがききますが、これは練習の意味がなく、落ちてから40-50cm位で止まるくらいの力加減で打つべきと思います。かなり難しい練習器具で、うろ覚えですが、PGAのツアープロでも7割くらいの成功率だとか。難しすぎると感じたら逆向きにセットして、狭い方から広い方へ向かって打ってもいいかもしれない、というが私はそうしていました。さもないと、ここでも心を折られてしまいます。

また、レールに沿ってパターをセットすると、鏡のように自分の目の部分が写りますので、きちんと平行に構えられているかもチェックできます。同様に、左目の真下にボールがあるか、前傾角は適正か、アドレスのチェックもできます。

私は部屋にパターマットを敷きっぱなしにし、レールも出しっぱなしにしてホームオフィスの息抜きにころころとパターの感触を忘れないようにしています。

次回は、7IとHBの課題についてまとめます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

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