ラウンドレポート 皐月ゴルフ倶楽部 佐野コース OUTコース (前編)
さて、2021年9月24日、いよいよ久しぶりのラウンド当日がやってきた。もう朝から楽しみで仕方がない。最近、スイングがまとまってきて完成度も上がって来ていたので、自分がどのくらいのスコアで回れるようになっているのか、期待感は高まるばかりである。こういう場合、得てして大きなミスをしでかしてプッツン、からの大叩きをするパターンなのだが、さすがに同じことはしでかさないように用心する。
平日ということもあって、通勤渋滞に巻き込まれないように早めに出発すると、スタート時間の2時間半も前にコースへ到着した。わくわくどきどき感を鎮めるために、じっくりとウォームアップをして柔軟体操をして40球ほど練習してスタートした。
この皐月ゴルフ倶楽部・佐野コースの最大の特徴といえば、なんと言ってもアウト7番の917ヤード、パー7の超ロングホールである。ギネスブックにも公認されていて、世界最長クラスであることは間違いない。たくさんのゴルフコースがあるなかで、際だった特徴を出すのはマーケティング戦略として正しいし、集客力もありそうだ。ただ、そのために犠牲になっているものも当然あるので、このレポートではそのあたりも書いて行きたい。
そんなわけで、皐月・佐野のパーは74である。アウトコースのパーは38と、通常のコースより2打多い。
437ヤードと距離のあるパー4の1番ホールでは、いきなり(不本意ながら得意の)セカンドOBを披露してトリプルボギースタートとなった。焦る。
いつも、スタートホールはダボでもOK、ボギーなら上々、パーなら逆に気を引き締めようと用心する感じなのだが、トリプルはちょっとまずい。
セカンドOBを打ったクラブは、最近引っかかり気味の5HBを見事にヒッカケて左OBへ叩き込んだもの。
続く2番もパー4で、結果はボギー。やはりヒッカケ気味にショットがでていた。今回、記録手帳を忘れてしまったので、おおざっぱな記録しか残っていない。
3番は160ヤードくらいのパー3。ここで一つ、試したことがある。
1番のOB、2番でもひっかけていたのは、おそらく思い切って肋骨が回せていないのが原因で、手打ちになっていると考えた。そのため、このホールで体を思い切り回すスイングをしよう、具体的には8番アイアンで球を右足つま先前に置いて、死ぬほど捕まえにかかって、グリーン手前から転がし上げる。そして体が硬くなって眠っているスイングの目を覚ましてやろうと思いついた。
そうして打った第1打は、はたして右に打ち出されて大きく左へ弧を描いていく低いフックボール。ヒッカケと違うのは打ち出しの方向がターゲットラインよりも右にちゃんとでていることで、ヒッカケの場合ははじめからターゲットラインより左へ飛んでさらに曲がっていく。惜しくもグリーン左のガードバンカーに転がり込んだが、そこから4ftについて1パットのパー。サンドセーブは上出来だ。
続く4番パー5は、ティーショットOBの7。先ほどのホールの感触が残っていて、体は回ってきたものの、今度は振り遅れてギャーンとスライスしたもの。
5番ホールパー4もまたティーショットOBの8。ただしこれは、ヒッカケを警戒して右を向いていたものが、ほとんどストレートに近いフェードボールがカート道に弾んでOBゾーンに飛び込んだ不運なショット。それでも、2ホール続けてヒッカケを回避できたことで、フェアウェイセンターから、やや右側を狙える手応えを感じた。
6番パー3。谷越打ち下ろしの155ヤードを8番でワンオン、2パットのレギュレーション通りのパー。最高。
そして問題の7番パー7、914ヤードである。ティーからは蛇のように左右にくねったフェアウェイが見えるだけで、遙か彼方のピンは全く見えない。
ティーショットはここまで一番の当たりが出て、230ヤードくらい飛び、ランもでてフェアウェイ左サイドへ。
2打目と3打目は、長いクラブで一番自信を持っている5Wで、190-200ヤードの良いドローで距離を稼ぐ。それでもなお、打っても打ってもグリーンは見えてこない。
そして問題の4打目。まだまだ250ヤードくらい残っていたように思うが、確かラフからだったので、4HBを握ったらまたしてもヒッカケて明らかにOB。しっかり肋骨が回っていたのに出てしまったこのミスの原因は、この時点ではわからなかったが、最近になってようやくわかった。原因と対策は別記事にまとめる。
ドロップして第6打目。5Wに持ち換えたら素ン晴らしいナイスショットが打て残り50ヤード弱。一つのホールで、5Wを3回も打つのはもちろん初めてで、やっぱり段々慣れるものだなあ。4HBやめとけばよかった。
第7打は不運な状況で、ボールにべったりと泥がついてしまっていた。前日の天候は雨だったように思うが、記憶違いかも知れない。ピックアップして拭いてもいいのだけれど、泥がついたらどんな風に飛ぶのか興味があったのでそのまま打ったら、まあ全然飛ばない。ボテッとグリーン手前に落ちた。結局8オンの1パットで、ダブルボギー。
8番パー4はボギー。バンカーから1m以内によって1パットだったこと以外はちょっと記憶が薄い。
前半最終の9番ティーショットは、完全なミスショットでスライスし、OB。エピックマックスLS、コースでは言うことを聞いてくれないのか?どうなんだ?(その後、これも問題点らしきものを発見して、全然よくなりました)
そうして前半戦の結果は?
えーと、7-5-3-7-8-3-9-5-7の54……う゛、こ、これはひどい。
でも前向きに考えよう!
・ パー3の2ホールはどちらもパーで、これは真面目に素晴らしい!
・ パット数も16で、まずまずでしょう!
・ しかもパー38だから、実質52で回ったと言ってもあながち嘘ではないと、言えないこともない!
あと、OBをひーふーみーよー、なんと5回も打っている。これはヒドいな!
しかし!このOBで実質10打も損しているということは、44で回れる潜在力をも秘めていると考えよう!
真面目な話し、実際の打数よりも感覚としては、よいプレーをしていた気がする。初めは心身ともに固かったが、徐々にやわらかくなって、プレーを楽しむことができた。よし!後半頑張ろう!
ということで、今回はここまでです。次回はラウンド後半を書きます。
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