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チェコ、銀の都市クトナー・ホラ

以前、書いた骸骨だらけのセドレツ納骨堂がある
クトナー・ホラ(Kutná Hora)という都市は
13世紀ごろに銀の採掘で発展したことで有名です。

都市の中心部は

「クトナー・ホラ:聖バルバラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市」

として世界遺産に登録されています。

↓聖バルバラ教会

↓聖母マリア大聖堂

石畳み、古い建築、教会、大聖堂、
まるで中世にタイムスリップしたかのような
錯覚を覚える本当に美しい街です。

銀の採掘で栄えたということで
ガイド付きの採掘場見学をしてきました。

ガイドの方は若いチェコ人男性でしたが
この日はロシア人の学生が多かったこともあり英語で説明をしてくれました。

地下鉱脈から銀を回収するための機械
(デカい)

昔の鉱員をイメージした服を着て
さっそく地下へ降りていきます。

暗いし、狭いし、
閉所恐怖症の人にはおススメできません。。

全員ヘッドライトを点灯していましたが、
ある場所でガイドも含め全員ライトを消す瞬間がありました。

本当に真っ暗でした。

電気が無い時代なのでロウソクの灯りだけを頼りに
少しずつ掘り進めていく作業がどれだけ大変だったか

当時の人の苦労を感じられる貴重な体験でした。

夜はインフォメーションセンターでたまたま発見した聖母マリア大聖堂のガイドツアーに申し込んだのでウキウキで出掛けました。

旅先で教会に入ることはあっても
昼間ばかりなので夜に行くのは初めてでした。

昼間とはまた違う雰囲気の中
パイプオルガンの生演奏が心地よかったです。

ガイドの説明はチェコ語なので内容は分からず。。
学校で歴史を教えている方とのことで、
夫は「話が分かりやすいし面白い」と楽しそうでした。

また、天井裏や宝物庫なども見学でき
珍しいものを見れたお得感のあるツアーでした。

ホテルの部屋に戻ると聖バルバラ教会が
ライトアップされているのが見えました。

翌朝は出発の前に聖バルバラ教会へ。

美しすぎてため息しか出ません。

中は天井がかなり高く
見上げてばかりいたら首が痛くなりました。

こちらは2階部分からの景色。

クトナー・ホラ、ぜひ訪れてみてください。

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