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サノスの指パッチン、SnapからBlipに変わっていた
アベンジャーズ/インフィニティウォー(2018)で、サノスはインフィニティストーンの全て集め指を鳴らし、生命を半分を消滅させた。この野望は、日本では指パッチン、英語では“The Snap”と呼ばれてきた。ところがスパイダーマン/ファー・フロム・ホームでは、“The Blip”と変更されていた。
アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)では、失われた生命の半分を取り戻す為、ハルクが「指パッチン」に挑戦し、右腕をボロボロにしながらも、消されていた生命を取り戻すことに成功。
ルッソブラザーズによると、消されていた5年間は「無意識で深い眠りのような」状態であり、消された人たちは時間が止まっている。だからピーターが宇宙から戻ってきた時、まばたきしたら5年経っていたという。
生命の半分が消えた出来事を、“The Snap”とされる。ところがスパイダーマン/ファーフロムホーム(2019)でケヴィン・ファイギは「我々は元々ずっとBlipと呼んでいました。しかし世間ではSnapと呼ばれ始めたんです」と明かす。
どういうことか。
「Snapはインフィニティ・ウォーの最後でみんなが消えた時の事、エンドゲームでみんなが戻ってきた事をBlipと言うんです。」
“Blip”とは、ビデオテープやカセットテープ、ラジオなど一時的に途切れた時に聞こえる「ビッ」という音を指す様だ。人々が一時的に”ビッ”と消えていたことから、その期間を表す”The Blip”を用いるようになったというわけだ。消された半分の仲間達は”ビッ”されていた。Blip組は一瞬の様に思えるが、残された者達は、落ち込んだ街の人々を前向きに歩ませる為グループセラピーを行ったり、犯罪組織を追ったり、悲しみの中にいた。
インフィニティウォー公開初日に仕事を休み、初公開で鑑賞したが、ヒーローの半数以上が塵となって消えると、誰が想像出来ただろうか。私は頭の整理が出来ず、とんでもないものを見てしまったと思い真っ直ぐ帰宅する事が出来なかった。最寄りのカフェに立ち寄り、考察を観ようと試みたが一番乗りだった事もあり、まだ1つも無かった。パンフレットを6時間も読んだ。