見出し画像

ラブ&サンダー、ソーのスタイルはラグナロク以前に遡る?

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)での彼の役割は、三枚目だったかも知れない。ガーデンにてサノス討伐には成功したものの、アスガルドの民や仲間、人類の生命の半分を失った事実を改変する事が出来なかった。2023年にハルクとロケットは、ソーを迎えにニューアスガルドに向かうが、その姿はビールとゲーム漬けででっぷりとした腹になったしまった。筋肉と雷神の面影はどこかへ行ってしまった。

そんな彼も、もう一度奮起しアベンジャーズ入りし、ストーン集めに協力するが、トニー・スタークに『リボウスキー』と呼ばれたり、ロケット・ラクーンにビンタされるなど、エンドゲームの重たい空気を、一際明るい要素を散りばめた。

エンドゲームでは、三枚目の役割を担ったが、これまでのソーのキャラクターをクリス・ヘムズワースは悩んでいたそうだ。北欧神話由来のキャラクターだけあり、王子で雷神。作風としては少し暗いと感じていた。

さらに、スタイルについては、ソー1(2011)、アベンジャーズ1(2012)、ダークワールド(2013)、エイジ・オブ・ウルトロン(2015)と立て続けに出演したが、衣装に少しずつ変更があったものの、殆ど変わっていないと言っていい。

彼に大幅な変更があったのは、2017年のソー/ラグナロクだ。バトルロイヤルに参加する為、髪型はこれまでのロングヘアから短髪に変更され、一部ラインが入り、EXILEの様だ。衣装や防具や武器は雷神から、剣闘士にガラッと様変わりした。キャラクターは、ジェームズ・ガン監督の意向と、ブルース・バナーの共演もあり、コミカル要素もふんだんに盛り込まれ、イメージを多方面で刷新された。

アベンジャーズ /インフィニティ・ウォー(2018)では剣闘士から真の王を継承し、伝説の武器ストームブレイカーを携えて、一新した。ワカンダ線でアベンジャーズのテーマと共に登場するシーンは、ファンを喜ばせた。アイアンマンとキャプテン・アメリカの見せ場をエンドゲームに持ち越され、ソーの見せ場はインフィニティ・ウォーとビッグスリー内で振り分けられた形となった。

では今後についてはどうだろうか。
現在エンドゲームを経て、アスガーディアンズとして宇宙に旅立った。ヘアスタイルは長髪、髭もじゃ、防具や鎧は脱ぎ捨て動きやすい服装で、体型はリボウスキーだ。

MCUはリアルで流れのある展開が1つの特色で、過去のブログでも書いたが、例えばナターシャ・ロマノフは作品内のストリーテリングや、役割に沿った髪型を心がけている。アイアンマン2登場の際は秘書として美しいロン毛にウェーブ、シビル・ウォー以降終われる立場になればワンレンで動きやすくし、また変装の為に赤毛を金髪にした。

この流れを踏まえて、現在の髪型や衣装、体型を考えると、髪型や服装はあまり変化を必要とする理由はないだろう。体型は全く根拠はないが、ジェーンとよりを戻し奮起するのでは。。。

ツイッターアカウント
@japocinematimes

いいなと思ったら応援しよう!