見出し画像

2021年東京都議会選挙の情勢と議席獲得予想(7/3更新)

背景

2021年6月25日に公示され、7月4日が投票日となる東京都議会選挙。争点としては東京五輪、コロナ感染対策、経済再生となっております。また、小池百合子都政や都民ファーストの会そのものも争点となっております。

かつて自民党と小池百合子は対立関係にありますが、ここ最近五輪や予算案などで一致するなど協力関係にあります。

2017年都議会選挙では小池旋風と公明党との選挙協力で都民ファーストの会が大勝利しました。都議選の結果、都議会自民党が大敗し、同時に民進(今の立憲)と維新は小池扇風に埋没されて大敗しました。

自民党調査と公明党調査や各選挙プランナーの下馬評では自民と立憲が躍進し、都民ファが惨敗するとのことです。筆者の予測とこれら下馬評と違う場合には、その理由についても解説します。

小池百合子本人は2020年都知事選で過去2番目の得票数で当選するなど人気は健在ですが、肝心の都民ファーストの会は人気が低下している模様です。さらに公明党は今回再び自民党と選挙協力を行ったため、公明がいない選挙区では苦戦が予想されるでしょう。

また、前回大敗した立憲と維新も支持層を取り戻し、勢力拡大している傾向です。立憲は1~3人区で共産と選挙協力を行うため、躍進が予想されます。維新もここ最近の地方選挙で得票をかなり増やしているようで、都民ファーストの会との激戦となりそうです。

2021年都議会選挙では自民が41議席獲得すれば公明との都議会過半数となり、自民勝利となります。逆に41議席より下回れば自民・公明・都民ファによる都政となるでしょう。

今回は歴代都議会選挙、2020年都議会補選と2021年各自治体選挙を参考に試算しました。


東京都議選予想獲得議席数

ここから先は

6,414字

¥ 250

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?