3年半ぶりの日本帰国 鹿児島・宮崎4泊5日の旅 ①霧島国際ホテル
今回の帰国でどうしても行きたかった鹿児島と宮崎。
鹿児島は亡き父の、宮崎は母の故郷である。
毎年夏休みに訪れていた九州。
飛行機の旅も楽しいが、忘れられないのは寝台列車の旅。 3段ベッドに寝る事や食堂車での食事、途中の駅で出発時間を気にしながら買う冷凍みかんやプラスチックの急須型お茶やお弁当など、サイコーの思い出ばかりだ。
しかしこの寝台特急富士は2009年に廃止されたそうで、あのウキウキした列車に2度と乗ることは出来ない。
毎年帰省していたが両親の実家に居る事がほとんどだった。 有名な観光地が沢山ある両県だが、あまり行った覚えがない。
今回は父が亡くなって以来8年ぶりだ。
母もコロナ禍の影響で数年帰省していない。 現在82歳の母と弟妹との再会を兼ねた旅でもある。
今回の旅は以下のとおり。
1日目 ソラシドエアにて羽田空港から鹿児島空港到着 レンタカーを借り、霧島国際ホテル1泊
2日目 鹿児島市内にあるホテル法華クラブ鹿児島1泊
3日目 カーフェリーで桜島へ。ホテルウィングインターナショナル都城1泊
4日目 鵜戸神宮観光。 アートホテル宮崎スカイタワー1泊。
5日目 青島、青島神宮を観光。ジェットスターにて宮崎空港から成田空港へ戻る。
ソラシドエアとジェットスター
なぜ往復で航空会社が異なるのか?
ただ単に往路のジェットスター便がキャンセルとなってしまったから。今回の旅行は毎泊異なる場所へ移動する。すべての予約を済ませた数日後に、このキャンセルのメール。
ジェットスターの鹿児島行の便は成田空港から1日1便のみ・・早割で取ったお得な予約をすべてキャンセルし、取り直しをしなければならないのか・・。
ジェットスターで振替便に変更できるが、すべての予定も動かす必要がある。出発日を動かさない為にコストが上がるJALかANA便を取るか・・。
ブルーな気持ちで出発日と羽田ー鹿児島で検索してみた。
するとソラシドエアを発見! ほぼジェットスターと同額!!
出発が成田空港から羽田に変更になっただけで、すべての旅程は計画通り。LCCが数社ある事を知らなかった私には嬉しいサプライズだ。
日本のLCCで旅をするのは初めて。
ソラシドエアはコーヒーやスープなどのサービスは無料。ジェットエアはすべて有料なものの、15㎏の手荷物預け入れの追加料金を選択した際にお得な特典として500円分のバウチャー付きだった為、飲み物+スナック菓子もサービスを受けることが出来た。
JALやANAも国内線はサービスが簡素化されていると聞くので、大手とLCCのサービスに全く大差は無いと感じた。
片道1万円以下で九州へ行けるなんて。。。本当に感動だ!
霧島国際ホテル
霧島国際ホテルは昔からある古いホテルだ。父の実家近くにあるこの温泉郷には今ではたくさんの高級ホテルや旅館が立ち並ぶ。
私の子供時代は今のような人気の温泉街ではなかったと記憶している。 その頃からあるホテルが国際ホテル。
しかし霧島国際ホテルは2021年初めにコロナ禍の影響で宿泊数が激減した上、老朽化した施設の改修も考え1度は廃業の発表がされた。が、新たなマネジメント会社が運営する事となり、同年6月より営業が再開された・・と言うコロナ禍での出来事があった事を知った。
この状況下に生き残っていてくれて本当に良かった!
昔ながらの懐かしい旅館風の和室もある。1泊の夕食、朝食付き。早割のおかげもあったのだと思うが、6月の予約で1人9000円ほどで予約が出来た。
ホテルの建物、部屋もレトロだ。川の字に布団を敷いて寝るのもサイコー。海外生活が長いからなのだろうか。 温泉に入れることも嬉しくてたまらない。
有料の貸切風呂、岩盤浴を除いても大浴場、露天風呂、蒸し風呂、サウナ、泥パックなど写真以外にもお風呂はある。 ただひとつだけ注意しなければならないのが大浴場の床だ。ヌルヌル度が強いので歩くときはご注意を。
到着して温泉に浸かり、夕食タイムだ。
素敵にリニューアルされたレストラン
食べ放題の和洋折衷のレストラン。とても広々とした空間。
食事はこれでもか!と言うほどの種類があらゆるところに並べられ、どれもすべてが美味しかった。
種類の多さにビックリしたし、コロナ禍の中レストランは満席状態。
朝食もたくさんの種類の和食、洋食が並んでいた。
朝食前にも温泉につかり、朝食もゆっくりたくさん頂いた。
こんなに盛りだくさんの1泊2日でひとり9000円で割に合うの?と私の方が心配になる。
湯けむりがもくもくと立ち上がる山の中にそびえ立つ霧島国際ホテル。
お財布に優しい老舗のこのホテルは色々な温泉を楽しめて、食事も美味しい。
ファミリー旅行に本当におススメである。
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