有効期限が切れてしまった免許・再取得方法 *海外在住者編*①
2022年6月、3年半ぶりに日本へ帰国できたが、まずやらなければいけなかったのは「期限切れになった免許証を再取得する」手続きだった。
なぜか?
ひとえに私のパスポートに日本出国のスタンプが無かった!からである。
日本の免許証が2021年に切れる事は事前に把握していたので、昨年日本へ帰る予定を立てていた。
しかし昨年もまだ新型コロナが猛威を振るっていたし、日本入国がまだまだ難しかった為に帰国は延期となった。
免許失効が確実になった為、どうすれば良いのかを調べてみた。
警察庁のホームページに説明されていたのが下記である。
私の場合、有効期間の満了により免許が失効した場合のイ)失効日から6か月を経過し3年を経過しない場合 にあてはまる。
コロナ禍で帰国出来なかった事はここで言う「やむを得ない理由」となりそうなので、ゴールドカードはそのまま保持と言うことがわかった。
免許再取得に必要書類
■免許を申請する際に必要な書類等(詳しくは警視庁のホームページを参照ください)
1)申請書
2)旧免許証
3)申請用写真1枚 縦3.4センチ×横2.4センチ
4)戸籍謄本、居住証明書、パスポート(千葉県の場合) ※ 各都道府県により書類申請が違うようなので各運転免許センター等に問い合わせが必要
5)海外滞在等の事実を証するに足りる書類(スタンプ(出入国記録)が押印された旅券、出入国在留管理庁が出入(帰)国記録に係る開示請求を受けて発行した文書等)
6)申請料
前回日本へ帰国して数年も経っていると、パスポートにスタンプを押してもらっていたかなんて覚えてはいない。
まずは確認だ。 昨年12月に新しいパスポートに更新していたので、古い方のパスポートに前回の出入国の記録がある・・はずである。
パスポートは初めて取得したものから記念としてずっと持ち続けているが、記念だけでなく、自身の証明にこんなに大切なものだと改めて分かった。
古いパスポートには過去10年の日本以外の出入国記録もある。スタンプも薄いものもあったりして、日本の前回の出入国記録を探すのも時間を要した。
前回の帰国は2018年の暮れだった。 入国のスタンプ発見! しかし何度見返しても出国のスタンプが見当たらない・・・。
全く覚えてはいないが、出国の際に顔認証ゲートを通過したに違いない。
パスポートにスタンプが無い場合、出入国記録開示請求が必要
スタンプが無い場合は出入国在留管理庁が発行する開示請求をして出入国記録証明書を取得すれば良いことがわかった。
情報にもあるが郵送請求だと最大30日はかかるかも知れない。1ヶ月も待っている時間の無かった私は、四谷の出入国在留管理庁総務課情報システム管理室に出向いて、時間が無い旨を伝えると1週間で証明書を発行してもらえるようだ。
出入国記録開示請求を直接出向いて申請する場合に必要な書類
1.パスポートなど本人が確認できる身分証明書
2.収入印紙¥300分
*収入印紙は事前に用意する必要があるが、出入国在留管理庁が入って いる四谷タワーの1階に郵便局で購入可
帰国後早速出に入国管理庁総務課システム管理室まで出向いた。
四谷タワーは駅から徒歩数分で到着する。13Fへ上がる前に1Fの郵便局で収入印紙を購入。
13Fに着くと、出入国管理庁への矢印があるので迷う事なく到着できる。
まず受付で登庁理由を聞かれるので、出入国開示請求の申請であることを告げ、身分証明としてパスポートを提示。 番号札を渡され順番を待つ。
出入国開示請求の順番待ちの人はおらず、10分ほどで名前を呼ばれる。
この書類をなぜ必要なのかを尋ねられた後、出入国開示請求の申請書を渡されるが、丁寧に記入方法もそこで教えて頂いた。
記入が終わり、収入印紙を渡して手続き完了。担当した方が、通常2、3週間で開示され連絡すると言われた。
一時帰国で10日ほどの滞在(ここは噓も方便)と告げると、1週間ほどで出来るかも知れまいとのお返事。
出来次第、すぐに連絡するとの事で、とりあえず提出できた事にホッとした。
・・・
提出したのは金曜日の午前。
開示決定報告が来たのは翌週の火曜日の午前! なんと営業日2日で出入国記録証明書をいただく事が出来たのだ。
ケースバイケースだと思うが、やはり早く発行していただくには出向くのが1番だろう。
これで免許再取得の書類で1番のネックだった書類がゲットできた。
次回は免許再取得完了までをお知らせします。
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