新型コロナ感染ふたたび。。
2023年2月中旬の早朝。
新型コロナ検査キットの2本の線がくっきりと映し出された。
「うそでしょ・・・」
結果を信じられずもう1度検査をしたが、結果はやはり陽性。
現在の症状は、喉がヒリヒリと痛む事と軽い身体のだるさくらい。 2021年1月に発症した時と比較してしまい、この症状で新型コロナ陽性?とまだどこかで疑っている自分がいた。
2年前のイギリスは、毎日3万人を超える感染者に死者も1500人以上と言う恐ろしい状況だった。
そして私もあの当時を思えば軽度だったのだろうが、それでも本当にベッドから起きることができず、味覚嗅覚をしばらく失い辛い思いをした。
陽性が出てしまったからにはまず、現在のイギリスではどのように対処しているのかを確認だ。
NHS(国民保険サービス)のサイトによると陽性の症状がある場合
*テスト陽性日から5日間は自宅待機、他人と接触をしないようにすること。また何らかの疾患を持っている人への接触は10日間避ける。
*18歳以下の子どもに関しては、結果が陽性の場合の待機は3日。
イギリスではもう新型コロナテストをする必要も無くなってる。
以前はテストキットの結果を、バーコードで読みNHSに送信していたのだが、もうその情報収集もされていない。
たまたま自宅に検査用キットが残っていたので私も検査をしたまでなのだ。
なので、NHSのサイトではテストをせずとも具合が悪い場合は
*極力自宅にいて人との接触は避けること。
*体調が良くなれば、日にちの指定なく、自己判断で元の生活に戻って良い
と記されている。
そしてまた驚く事に、陽性が出ても5日内に外出しなければならない場合でも以下のことをすれば外出がOKとなっていた。
*隙間のないマスクを1枚以上重ねること
*免疫疾患のある人への接触はさけること。
*たくさん人がいる室内、公共交通機関は避けること。
アウトドアの運動も、近くに人がいなければとしながらも野外の運動もOKだ。
イギリスで新型コロナは、完全にインフルエンザ、もしくは風邪扱いとなったのだと感じた。
NHSのサイトを確認後、会社の上司に連絡をした。
すると、会社として検査キットで検査する義務もなく、自宅待機期間も設けていない・・との事。
上司からはとりあえず自宅勤務を促された。
会社の方針も政府のガイダンスに沿ったものだと思われるが、本当に驚いた。
新型コロナの症状があろうがなかろうが、すべて自己責任で行動
と言う事。
****
結局わたしが陰性に戻るのには1週間かかった。
その間の症状の変化は
陽性2日目 喉の痛みが悪化、燃えるような痛みにともない咳が出始め、鼻水も出る
陽性3日目 同症状
陽性4日目 同症状 身体が重くなる 嗅覚、味覚が消える
陽性5日目 同症状
月曜日 陰性となる 喉の痛みが消え、嗅覚、味覚復活 だるさが少し残る
2年前にかかった新型コロナの時と比較できないほど、自身の症状も、またイギリスにおいての扱い方が驚くほど変わっていた。
今回も会社で感染したと考えられるのだが、検査をする義務も無いので誰がかかっていたのか知る由もない。
ただやはり感じた事は、20代30代の同僚に風邪のような症状があったとしても、とても軽く本人も新型コロナに感染しているとは到底思っていないと言うことだ。
自身も軽い症状であった事も考え、やはり予防接種を打っていて良かったと思った今回のコロナ感染ふたたび…である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?