AI業界に激震が走った中国製AI・DeepSeekは何が凄いのか?
2022年末のChatGPTの公開以来、OpenAIをはじめとして、GoogleのGemini、AnthlopicのClaudeをはじめとする大規模言語モデル(LLM)が世界中で注目を集めてきた。
様々な企業が参戦するなかで、人的リソースと資金力の勝負の形相となり、最高スペックのLLMは OpenAIとGoogleの2強になってきていた。
そんな中、中国のAI企業DeepSeek社が開発したLLM「DeepSeek」が話題となっている。
DeepSeekが西側諸国で一般人にも本格的に話題になり始めたのは2024年12月の「DeepSeek V3」からであるが、2025年1月には「DeepSeek R1」を公開し、AIの性能世界ランキングでもいよいよトップランクに入るようになり、世界の株式市場に巨大な影響をもたらしている。
本稿では、DeepSeekの製品・サービス、技術、特徴を分析し、OpenAIやGoogleと比較することで、DeepSeekの強みと可能性、その影響について考察していく。
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