次のNvidiaは、ブロードコムなのか? (後編)
今回は2日連続で、前編と後編に分けてブロードコムの株価爆上げについて解説をしていく、後編である。
この後編では、なぜブロードコムが脚光を浴びているのか、なぜこれから成長が見込まれているのか、AIやビッグテックとの関係はどこにあるのかなどを理解していく。
3章:いま、なぜ脚光を浴びているのか競争環境と強み
こちらの章では、ブロードコムが脚光を浴びている理由がどこにあるのかを解説していく。
2章で説明した通り、この従来の会社の半導体事業は75%、ソフトウェア事業は25%であった。
ブロードコムの強みはアメーバのように幅広く事業を展開している総合商社に近いような立場であることであり、スマホ向けが需要が少なくてもサーバー向けで稼く、サーバー向けが厳しいときはスマホ向けで稼ぎ、半導体が厳しいときはソフトウェアで稼く、というのが出来る。
今年株価爆上げに関して注目されたのは以下の2つ。
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