アルファベット(Google)の決算速報分析と投資家向けWebcast全文翻訳
2024年10月29日(現地時間)に、アルファベット社(Google親会社)の決算が発表したので、決算内容を見てみよう。
アルファベットのEarning Releaseはこちらから入手できる。
今回は決算に加えて、決算発表後の投資家向け電話会議の内容も全て日本語訳にして読みやすくして提供する。
https://abc.xyz/assets/71/a5/78197a7540c987f13d247728a371/2024q3-alphabet-earnings-release.pdf
【概要】
全体として非常に良い。
第3四半期の連結売上高は前年同期比15%増の883億ドルで非常に堅調。
Googleサービスの売上高は、Google検索&その他、Googleサブスクリプション、プラットフォーム&デバイス、YouTube広告の好調により、13%増の765億ドル。
Googleクラウドの売上高は、AIインフラ、生成AIソリューション、コアGCP製品全体でGoogleクラウドプラットフォーム(GCP)の成長が加速したことにより、35%増の114億ドル。
営業利益総額は34%増加し、営業利益率は4.5ポイント上昇して32%。
純利益は34%増加し、EPSは37%増加して2.12ドル。
【今回の決算の注目点】
Google Cloudの業績
Googleの株価は、ここ3−4年はクラウドの伸び率によって左右されることが多いのだが、クラウドの売上、そして利益ともに非常に堅調でアナリスト予想を上回る結果になった。
第3四半期のGoogle Cloudの売上高は、前年同期比35%増の114億ドル。
これは、AIインフラストラクチャ、ジェネレーティブAIソリューション、コアGCP製品全体でGoogle Cloud Platform(GCP)の成長が加速したことが主な要因。
Google Cloudは、企業顧客向けのインフラストラクチャおよびプラットフォームサービス(GCP)、コラボレーションツール(Google Workspace)、その他のサービスで構成されている。
好調の要因
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