ポケモンが国際政治を動かす!?日本でも配信開始!
子供も大人もポケモンに夢中?
なにかと話題になっている「ポケモンGO」もの凄い人気で世界中を席巻しているようです。先行配信となったアメリカでは爆発的人気で若者のみならず、全世代で熱狂の渦にあるとか。
GPSの位置情報を用いて、実際の街の画面にポケモンが現れて、それを集めていくという実際のゲームのリアル版のようなものです。
詳しい内容は他のサイトに譲るとして、この日本発のポケモンが世界で加熱する一方、国際政治にも影響力を持ったという衝撃をここでお伝えしたいと思います。
現実世界に入り込んだモンスター
実際のリアルな画面にポケモンが出てくることから、ユーザーは様々な場所でポケモンを探そうとするので、立ち入り禁止の場所まで入ろうとする事例が世界各地で確認されています。
アメリカの女子高生が、立ち入りが禁止されている原子力発電所の敷地内に入ったり、驚くのはボスニア・ヘルツェゴビナで内戦時に埋設された地雷エリアに侵入するユーザーも現れたようです。
地雷エリアにポケモンが居たらマズイでしょう...。ピカチュウも自爆するのでは?
菅官房長官も会見で、「スマホを安全に使っていただくために、こうした注意点を守っていただきたい」と注意を呼びかけています。
「私の好きなキャラはカビゴンですが」とは言っていません。
おもしろいのは米大統領選の候補者、ヒラリー・クリントン氏。ポケモンが入手できるオハイオ州の公園で集会を行なって、若者層への支持を呼びかけたようです。
現実世界と繋がることができるため、これまでのゲームとは違って様々な利用方法があるのですね。若者を取り込みたい政治家もポケモンをやるしかないのか!?
プーチンもポケモンをするかも!?
おもしろいのが、ロシアの国営通信社スプートニクがポケモン狩りについて真剣に報じていること。
題して「ポケモン狩り、最も危険な場所をスプートニクが列挙」http://jp.sputniknews.com/life/20160720/2528285.html
もう凄いです。ポケモン。恐怖の独裁者プーチン大統領もクレムリンでポケモンをやっているかも知れません。でもスプートニクでは「クレムリンでポケモンはやらないように」と警告しています。誰もやりませんよ、殺されますからね。
シリアでは子供達が「ポケモンを探しにシリアに来て!そして私たちを助けて!」という趣旨の投稿をツイッターでつぶやいています。
シリアはご存知の通り内戦とテロとの戦いの最前線。子ども達や難民で溢れかえっています。その現実を知ってもらおうと、ポケモンを使ってシリアの現状をアピールしています。
でも皆さん、珍しいポケモンを見つけたいがためにシリアやイラクに行かないで下さいよ。ISに人質に取られますよ。
しかしながら、日本発のゲームがここまで世界を巻き込むとは凄いことです。任天堂は鼻が高いでしょう。日本のソフト面での技術と知恵は天才的です。それを証明してくれました。
日本でもリリースされるということで、色んな問題が出てくるでしょう。良くも悪くも今年後半のトレンドNo.1で間違いなさそうです。
でも国会で安倍首相の横にピカチュウが居たらなんか嫌ですね...。
私はポケモンをやるかどうか、まだ悩んでいます。多分やりません。そんな暇がありません。笑
Mitsuteru.O
若者向け政治・国際メディアブログ「誰にでもわかる!オトナの政治マガジン JAPAN IN THE WORLD」より
http://japan-in-the-world.blog.jp/