世界よトランプに惑わされるな
アメリカが選んだ民意 アメリカが望んだ大統領
ドナルド・トランプ氏が大統領に就任して数日が経過し、数々の大統領令に迅速に署名し、それらはアメリカ国内のみならず、世界中を巻き込んで大きな議論を巻き起こしている。TPPの永久離脱やメキシコ国境への壁の建設、そして移民廃絶...。それらは確かに大統領選で公約としていずれも宣言していたものだった。トランプは大統領になったのだから、公約だったものをただ単純に、粛々と実行しているだけに過ぎないのだ。
民主主義の制度の下、アメリカ国民がヒラリー・クリントンよりドナルド・トランプを支持したのだ。多数決での差だが、それが民主主義である。それを否定しようなら社会主義が良いのか、はたまた共産主義が良いのか、そのような議論になってしまう。例えば世界的アーティストのマドンナが「ホワイトハウスを爆破せよ」とツイートしてみたり、反トランプ派が大規模なデモを行い、暴徒化している姿はアメリカを二分しているように映る。一方で、起業家のイーロン・マスクは「私達が選んだ大統領だろう?信じようじゃないか」と発言している。民主主義を理解し、その恩恵を受けていることを理解しているのは明らかに後者の方であるし、そのかすかな声が存在することは前向きに捉えたい。
トランプ支持者はどう思っているのか?
メディアでは連日、反トランプ一色に染まっている。日本のメディアでは特にトランプ・ネガティブキャンペーンを繰り広げている。私はこれを「おっせかい報道」と呼んでいるのだが。
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