埼玉県の「鴨川」の起点からいくつか橋を渡る。~ずずむき橋の不思議~
埼玉県の「鴨川」は、Wikipediaによると、桶川市を源流として、上尾市から開渠となり、さいたま市にいたって、やや大きな流れとなります。
起点の碑は上尾市小泉の橋のたもとにあり、ここから一級河川として国土交通大臣に認定されています。一級河川は、重要な河川として国土交通大臣が指定する川、二級河川は都府県知事が指定する川のようです。
ところが、起点の碑がある橋には、橋名板がありません。どうやら「鴨川橋」というらしいですが、起点なのに、ちょっと残念な橋です。
立派な桁橋です。
この起点から、三つ目の橋である新弁財天橋までは、こうした遊歩道が整備されて、散歩するにはとてもいい感じです。住民の方達の努力が偲ばれます。
1.9km南下すると富士見親水公園にたどり着くようです。
白い鳥がいます。
南下して、到達するのが「親橋」です。
親橋には立派な橋名板がとりつけられています。橋長は、そこまで長くなさそうですが、立派な橋です。
橋歴板もしっかり見えます。
なんのデザインでしょうか。おそらく市花の山つつじだと思うのですが、どうでしょうか。あさがおだと花弁の雰囲気が違いますし、関連性が薄いので、市花の山つつじだと思います。上尾の丸山公園なんかでみられるそうです。
次が子橋なのですが、
そして、新弁財天橋
工事中で若干歩きづらいでした。
片側だけが歩道なんですね。
遊歩道はここまでです。
歩道はあるものの、割と車が通るので撮影者には辛い道。
次が「ずずむき橋」なのですが、「ずずむき」とはなんでしょう。
この花なんでしょうか?
岸本佐知子さんのブログで、「ずずむき」とは「百々向」の読みなのではないか、という解釈がされておりまして、詳細ははぶきますが、説得力のあるものでした。
氾濫すると、色々な方向に蛇行するみたいな意味で「百々向(ずずむき)」なのでしょうか。確かに、古い鴨川はそうだったかもしれませんね。