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親友はママにお仕置きされている


高校生にもなって母親からお尻を叩かれている。そう聞かされたのは高校に入って半年ほどたった頃の事だ。
 入学式の次の日、隣の席に座った吉田美紀とはすぐに仲良くなり、三ヶ月も経てば何でも言い合う友達なっていた。明るく、スタイルが良く、スポーツが得意で、初対面でも昔からの友達のように接する美紀はクラスの中心的存在になっていた。
 そんな彼女と特別仲が良いという事は私、榊美弥の密かな自慢だった。しかし、美紀のようなちょっとした芸能人顔負けのスタイルと容姿をした子がまさか、未だにお尻叩きのお仕置きをされているなんて。

「それ、ホントなの?」

 週末、学校帰りに駅のトイレで私服に着替えて夜遊び。オールという訳にはいかないが、門限ギリギリまで、カラオケではしゃいでいたらとんでもない告白が始まった。

「アハハ、だよねー?本当信じられないって感じ。ウチってママがさぁハーフで帰国子女だから向こうの躾けで育っちゃってるから娘の私にまでその教育方針でさ。普段はハグにキスまでして、「愛してるー」なんて感じだけど、約束破ったり、口ごたえしようもんなら「ママに対してその態度は何?お尻を出しなさい!」とかなってさー」

 ケラケラと笑いながら美紀は身振り手振りを交えながら私にその話をしていく。ここがカラオケボックスでなかったら、思わず美紀の口を押えているところだ。
 私はついつい黒いソファに埋めている美紀の大きな形の良いお尻に目をやってしまう。体育の時に見た事があるが、下着の上からでも分かるくらい丸く大きく形が良いあのお尻を叩かれているなんて、と。

「やだ、ちょっと美弥。そんなに見ないでよ。恥ずかしいじゃん」

「あ、ご、ごめん!つい……」

 美紀は私の視線を感じて顔を紅くしながら両手で制服のスカートのお尻を押さえて隠すようにした。そう言われて私も顔が熱くなってしまい、どっどっどと、心臓が高鳴っている。

「アハハ、嘘、嘘。いいよー。美弥にはついつい何でも喋っちゃうな。大好きだもん」

 お喋りとファッションが好きくらいの特徴しかない普通のJKの私の何が気にったのか、美紀はいつもそう言ってくれる。それが嬉しくて顔がほころぶ。だから、私は少し意地悪気な顔を作ってもう少し突っ込んで話を聞いた。だって、美紀がお尻をぶたれているところを想像するとドキドキしてたまらないから。

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