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【クラウドファンディング準備中】私の人生《精神疾患編》~勇者ステージと魔法使いステージ

クラウドファンディングに初挑戦するにあたり、
これまで歩いてきた原体験と使命について綴ってみました。

振り返ってみて、これからやることは
『偶然』ではなく、『使命』『運命』
だったのだろうと感じました。

Youtube動画にもしていますので
興味がありましたら見てみてください。


《勇者ステージ》

~前略~

2012年、私は転属と同時に中間管理職になり、睡眠4時間と度重なる国内出張の最中に居た。

150人規模の大型開発事業のなかで、1人の新入社員と14人の派遣社員を受け持ち、次々と上がる懸案事項や重大事案に翻弄されながらも、現場への早朝謝罪や新人教育、雑用など想定外の事柄が増えることで各方面への対応に次第に疲弊し、午前0時帰りが常態化していた。

昔のようにやりがいを感じることがどんどん少なくなる一方、同じような境遇にある若手を都度ご飯に連れて行って悩みを聞く生活の中、子が生まれ、0歳児を抱っこしたままゆらゆらしながら意識が飛びそうになったこともあり、検診時に実際に貧血で倒れたこともあった。

そんなやるせなさを晴らすために、氷河期世代の中間管理職約30人で構成する「とぐろ会」に所属していた。
焼き鳥屋で最初にパンケーキを注文しつつ、

「明日から育児休暇にしようか!」
「日取り決めて、全員でボイコットするか?」

など、そんな周りとの会話を満喫しながら、呪文を唱えつつ乗り越えていた。

部長に問題提起しても

「生身の人間を扱わないだけマシと思え!」

と言われる始末で、部長室の応接セットを含む7つの避難席を作ったりして、マインドフルネスを実行していた。

「もう少しだけ頑張ろか?」

少し時が流れ、私は「この単語からしてわからない!」という積み上げてきた知識の応用では対処不能な、寄せ集め所帯の新規開発事業に籍を移していた。国との対外折衝業務がメインであり、睡眠時間を削っても無理ゲーと判断していた。

「この先、ほんとにやっていけるのか?」

そんな綱渡りもさることながら、少しでも睡眠時間を稼ぐため、
「帰ったらすぐ寝る、時間になったら起きて会社へ行く」
「新幹線に乗ってる時間は貴重な睡眠時間」

というような睡眠不足な毎日と格闘しながら、子供は3歳になったことで、土日の朝は子供を外に連れ出して遊ぶといったサイクルになっていた。

自分の心が安らぐ余裕のない生活ぶりが常態化し、会社の聖域である診療所を頻繁に訪れ、産業医が「しんどい!」を聞いてくれる存在になってもらっていた。

「今まで乗り越えて来れたし、信頼が厚いあなたなら大丈夫よっ!」
「お父さん頑張って!」

「いろいろ大丈夫じゃないから、来てるんでしょ!」

ストレスチェックはいつも最大値なのに、心配してくれないやり取りが常態化していた。

実は、妻の「うちの子供、発達障害じゃないの?」という残念な不安視が原因で、休日は車で離れた小児医療センターや病院などを駆けづる日を送っていた。

もちろん、私は「3歳は多動な時期なので普通だよ!」と言えば、
「あなたも発達障害なのでは?」とレッテルを張られ、
喧嘩も絶えなかった。

その相談を女性である産業医にしていたのだった。

そんな想定外の体力消耗もあり、出張後に一人ブラブラ自分時間でストレス発散も試みたが、約半年後、焦燥感にまみれ、何もしたくない気分が全身を覆っていた。病院へ行くと、

適応障害」と診断され、「ゆっくり休みましょう!」と言われた。

「お父さん、子供居るので休めないのよ!」という葛藤も背負いつつ、1か月休んだが、処方された精神薬はすべて捨てていた

そして、人事から「もし復帰できそうなら、あそこの部署になりますかね?」という言葉に違和感を感じていた。

墓場、、、

実は、私は社内の人事の内示や役職のうわさや序列、スキャンダルなどを数多く知っている立場でもあったので、病んだ人が強制送還される職場の存在を知っていた。

「お父さんには、もうやりがいは不要なのか?惰性で働けと?」
ごめん、それは私にはできない

子供のことを含めて、妻と話し、1か月後、退職した。

日本のどこの家庭にもありそうな出来事で
男女問わず同じ境遇の人も多いかもしれない。

そんな山から谷に落ちた経験から解き放たれた鳥のように、その後の人生では資本主義の歪んだ部分を戻すべく、社会課題解決という戦場を多面的視点に考察すべく職を旅した。

12職種の大手企業を渡り歩き、教育分野ではひとり親世帯向け生活学習支援事業のほか、SDGs評議員、日本語検定試験監督、医歯・福祉系国家試験監督、「健康経営」福利厚生事業、未来予測レポートやマーケットコンサル、工学分野全般・食糧・医療・ヘルスケア領域の成長レポート、外国通信社のレポート執筆、未来本書籍の部分執筆に加え、自分で個人事務所を開設したりもした。

実はこの中で心配性の直属上司からの度重なる責任転嫁パワハラも経験していた。

「逆パターンで来たか?小さな男よのぅ!」

でも、ある魔法を使って仲良くなったのだった...

今思えばすべて思い出深い物語だが、人間種への免疫群も多くできた。

「ポジティブなところにネガティブあり」

どう捉えるかで、後生で活かせることは多くある。


私の人生の勇者ステージはコロナで幕を閉じることになった。
人生最大のショックはビル・ゲイツとニアミスしたことだった。

半生で得た教訓や哲学をもとに、この先どう生きるか?


《魔法使いステージ》

「ラスボス出現!?」


これまでの積み上げた体の歪が祟ったのか、その1年後、放っておくと失明する網膜剥離を患い、手術するも左右視力差0.5を余儀なくされ、母親のガン発症も重なった。前厄だった。


それを機に、この際、「自分の体を客観的に知ろう」と、医療・食・農・栄養・遺伝・体の構造・検診項目などの多面的視点でより深く、世間では論じられていない不調の根本原因にかかわる探求活動に磨きをかけた。

70項目ある自由診療検診データの解読に始まり、すべての疾病にかかわる代謝遺伝子検査などの解説知識を補強し、不調改善世界の扉を開け、相談者への多面的な現実解を見つけてきた。


世間で論じられる表面的で断片的な啓発を反面教師に、SNS・Youtubeなどで「薬・サプリに頼らない食養生づくり~不調改善保健室」をスローガンに発信し、有料枠では特定/自由診療検診結果を時系列に並べての手の込んだ解説やスタート地点を明確化し、わかりやすく論理的に納得でき、昔からある自然食材による根本的な症状改善のための食養生提案に、非効率ながらも誠心誠意務相談に乗ってきた。

相談者の大多数が駆け込み寺のように思っているのでアップアップした時もあったが、満足してもらえて今も都度やり取りしている人がほとんど。なにやら「私は立場や意図を持たない人なので、冷酷でもズバッと話してくれて居心地よく、問題がどんどん解消していく」とか言われている始末😭

「裏ボスか?この世界はいったい?」

「断じて看過できない」

次第に、精神疾患者の相談ややり取りが増えてきたことを機に、過去の知恵を応用しながら、精神疾患の食養生改善にも力を入れ、有料相談室を始めていたが、SNS上のワードランキングには「精神疾患の人とつながりたい」が日々踊り続け、「なんだ、この状態は??」と驚きつつも闘病垢自己紹介カードをあちこち眺めてみて、同じ庶民の深刻な状態を目の当たりにした。習慣的に過去の原体験が刻々と蘇っていた。


「どうしてこうなる??どういうこと?どうして?」

「希死念慮???自殺??なんで?どうすればいい?」


そんな中、一度やり取りした人が知らないうちに他界するなど、私の周りでも深刻な状況が散逸されるようになり、すっかり精神疾患者の輪の中で、多くの相談を受けていた。


「なぜ?弊害はなんだ?彼らは好き好んで病気で居るはずがない」

「彼らを病ませる根本原因は?単なる社会現象ではない・・・」


精神疾患界隈の見えていない実態を探るべく、厚生労働省・医療・薬・患者の視点での調査報告書や意識調査のほか、被害者連絡会の要望書など、検索して出てくるものをすべて精査することで深刻な課題が見えてきた。表の情報だけ見ると、おそらく多くの健常な日本人は面倒なので「臭い物には蓋」と誰しも見て見ぬふりをするかもしれないが、私は精神疾患経験者なので蓋を開け続けた。

他にも現状を正確に把握すべく、SNS上の相互関係者の症状別服用薬を100人分精査して、障害別の頻度も分析した。そして、その服用薬別の表と裏の情報のほか、精神疾患を取り巻く黙示禄など、シンクタンクで培ったデータ分析力を動員して、傾向と解決の糸口を探った。


「薬を減らしたいのにできない!どうしたらいいですか?」

「医者に聞いてください」と返すのは素人だと思った。


「話に流されて、主治医に聞くのを忘れてしまいました・・・」

「また次回ですね」とは言えない自分と医師に対する
なにかとてつもない強い憤りが込み上げていた。


私はこれまで、主に検査解析や食養生に関する相談支援を行ってきたが、精神疾患者との相談者とのやり取りの中で、服用薬について相談できる相手が居ないという現実を知らされました

実際に、月1回の主治医との診察機会を逃すと、素人同然で症状不安定な中で生き抜く闘病者が自ら薬の情報を探して右往左往する実態がある。また、調査の中で、精神薬についての国レベルでのコンセンサスがないことが起因して、医師も手探りで試行錯誤している実態もわかった


「精神科医さん、実はあなたたちも苦労しているのね?」

「でも、他人事ではなく、もう少し考えて処方したほうが良いね」


そんな中、近年、厚生労働省は精神薬や精神科医、薬剤師、患者の意識調査をもとに、医師の判断基準ツール開発の道筋を付け、学会では確定できた部分から、一般人でも閲覧可能な診断名別のガイドラインを定期的に公開し始め、国レベルでの精神薬改善意識の啓蒙活動が始まっている。


厚生労働省担当局にも問い合わせして念のため確認したが、

「薬の服用にかかる意思決定は闘病者ご本人にあります」
「医師でも薬剤師でもありません、闘病者ご本人です」


精神疾患者が減らない根本原因がわかり
壁の切り崩し方針や課題とのギャップ是正などもわかった。


「緩和やケアという精神疾患が前提でのサービスは
五万とあるが、こういう存在は皆無ではないか?」


そこで、「精神疾患者が服用薬について自発的に理解を深め、主治医に自分の意見を提案できる力を後押しする」ピアサポート的な社会資源が必要ではないかと思い、本活動を決意しました。


現在、「精神薬の社会的な服用適正化と闘病者のセルフオピニオン力向上」を最優先項目として、センシティブな相談に日々対応していますが、症状の安定が人生の最優先事項である精神疾患当事者とのやり取りは困難を極めることが多いのも事実です。でも、「相談できる存在が居ないことがないようにするのも精神疾患を経験した人にしかできない責務だと思って試行錯誤しています。

そして、「医者まかせではなく、当事者意識を持って自分から主治医に精神薬改善の提案ができる人を増やしたい」と考えています。既存のピアサポーターの枠に囚われず、引き出しの多さを武器に、私だからこそお役に立てる存在を目指して、日々精進しています。

みなさんの温かい下支えも活用しながら、コツコツ着実に症状改善に向かえる、窮屈な型にはまらない、そんな環境づくりに貢献できればと考えています。

「人はその立場にならなければその辛さはわからない」

「人はその状態にならなければその苦しみはわからない」

「精神疾患は患った者しか苦しむ人を助けることはできない」

という現実。


「人の敵は人」

「人の味方は人」

という社会。


振り返ると、私は自然に弱い立場側を思って奮闘した人生経験を積んできた形跡がありました

ここには書ききれない紆余曲折は多々あったが、数々の出会いから今の自分が形成されたことは間違いないですが、今ではすべてが「偶然」ではなく、歩いてきた道は「運命」だったのだろうと感じており、本プロジェクト始動の原動力になっています。

これらを受けて、課題などの実行しようとしている挑戦内容などはクラウドファンディングのページに記載しています。

共感・ご賛同いただけた方、志を同じくする方、また現在当事者である方、健康保険税の負担にうんざりしている方など、日本人全員に『日本人の精神性を改めて問う』ファンディングにできたらと思っています。

何卒、ご支援いただければ幸いです。

【Youtube動画】
上記で綴った原体験とこれから挑戦することをストーリー動画にしました(音量・興奮にご注意ください)

『純日本人の精神性』を問う内容になっていますので
よかったらご覧いただき、拡散していただけたら嬉しいです

【クラウドファンディング詳細】
何をやろうとしているのかなどの細かな内容は
コチラをご覧いただき、ご支援いただければ幸いです

健康保険税についても触れていますので
同じ純日本人としてよろしくお願いします
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またみなさんと会える日まで…

魔法使い Rr.Yasunaga


みなさんの症状改善や体質改善に少しでも役立ち、食生活改善に生かせれば幸いです。