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NHK局内トイレでの被害を申告した30代男性を提訴

ようやく、「言ったもん勝ち、報じたもん勝ち」に対して闘う姿勢を見せ始めたスマイルアップ。

遅すぎるけど、やらないよりはマシ。


この「NHK局内のトイレで性加害を受けた」との証言には、当初からジャニヲタさんたちはもちろん、それ以外の方々からも「話に無理がありすぎ」とツッコミが入りまくってました。

少し整理してみます。



⚫️最初の報道
 (文春:2023年10月9日
 NHKの記事は見つけられませんでした。ジャニヲタさんたちの話では削除されているらしい)

男性によりますと、高校生だった2002年の秋、ジャニーズ事務所の「ジャニーズJr.」が 出演する音楽番組「少年倶楽部」に出演を希望していたことから、東京渋谷のNHK放送センターを訪れ、ダンスの練習に参加したということです。

その際、会場に来ていたジャニー喜多川氏から休憩時間に声をかけられ、部屋の外の男性 用トイレに連れて行かれると、個室の中で下着を脱がされ、性被害に遭ったと証言しています。


⚫️NHK「クローズアップ現代」全記録
 (2023年12月4日)


被害を訴えている30代の男性です。高校生だった2002年の秋、ジャニーズ事務所に履歴書を送りました。すると事務所から通知が届き、NHKでオーディションを行うと書かれていました。

当時、NHKが放送していたのがジャニーズJr.が出演する「ザ少年倶楽部」。局内でリハーサルやレッスンが行われていました。

被害を訴える男性
「憧れていた、そういう舞台といいますか。わくわく、高揚感っていうのは今でも覚えています」

昼ごろ、NHKの西玄関に着いた男性。ほかの少年たちと一緒に会場に向かうよう案内されたといいます。

被害を訴える男性
「部屋に着いてからは、まず長テーブルに名札があったので、それを胸につけて、曲目とダンスの振り付けが始まった感じですね。振り付け師の先生と、あとはジャニーさんがいたのは記憶してます。動きがいい人は、ちょっとずつ前の方に、という感じでした。夢をかなえるチャンスだったので、(ジャニー氏が)本当に近くに来たときは、すごくいい笑顔で踊ってましたね」

男性が語った詳細は、そのころNHKに通っていたジュニアや番組の担当者の証言と多くの点で一致しています。

男性が被害に遭ったというのは休憩時間のことでした。ジャニー氏から、部屋の外に1人だけ呼び出されたといいます。

          (以上引用)




「少年倶楽部」に出演を希望してNHKに行ったら、局内に入れてもらえてダンスの練習に参加した

という話が、

履歴書を送ったらNHKでオーディションやるから来てくれと言われたので、NHKに行った

という話に変わってますね。



この間にあった事と言えば、古参のジャニヲタさんたちによる検証。

①少年倶楽部の出演者はあらかじめ決まっていて(リストがあり出席確認を厳密に行っていた)、ジュニアでさえ誰でも出られる番組ではなかった。

まして、出演希望の一般人が飛び入り参加出来るわけがない。


②番組に出演希望の一般人があっさり入館を認められるほど、NHKのセキュリティはガバガバだったのか?

・ジュニアでさえ、入館証を忘れたら入館出来なかった。入館証を持つジュニアと同伴でやっと入館が許される状況だった。

・証言者は2002年の秋と証言しているが、2002年9月にNHKホール周辺で山下智久さんが男性に襲われる事件があり、NHKのセキュリティは更に強化されていた。

・収録日にはNHKの周りに多くのファンが出待ちをしており、見覚えのない10代の少年が出入りしていたらファンの間で大ニュースになっていたはず。

2002年と言えばアメリカで同時多発テロがあった翌年です。
あのテロ事件は日本でも大きな衝撃を持って受け止められました。その後数年間、どこの企業もセキュリティには神経を尖らせていました。
私の勤めていた会社でも入館退館のチェックが厳しくなったので、よく覚えています。


③ジャニーズでも何でもない一般人がいきなりダンス練習に混じっていたら、目立ちまくってジャニーズタレントたちの間で大きな話題になっていたはず。今でもみんな覚えているはず。

当時は、最近の少年倶楽部より出演者の人数が少なかったので、余計に目立っていたはずだそうです。


他にもまだまだ矛盾点があるそうですが、ジャニ素人の私には判断しきれなかったのでここでは省きます。

上記の3つだけでも充分だと思います。

あと、当時のジュニア、当時NHKに出入りしていた方たちからも、否定的な証言が出ています。
いわく「個室に2人入れないこともないが、壁は薄く、人の出入りも多く、誰にも知られずにそんな事ができるとは思えない」。

あまりにも杜撰な被害証言ですが、NHKはスクープ扱いで、まるで証明された事実であるかのように報道し、多くの人がそれを鵜呑みにしてジャニーズを叩いていました。

最近の斎藤前知事の時と同じような流れ。


斎藤前知事の件では、おねだりと呼ばれる数々の醜聞が出てきましたが、当の関係者から次々と否定する証言が出され、あっという間に嘘、でっち上げがバレました。

それでも、未だに信じ込んでおねだり知事だと揶揄する人もいるので、マスゴミの捏造報道も全く無駄になってはいないようです。
その代わり、まともな思考力を持っているより多くの人々からの信用をマスゴミが更に失う、という結果にもなっています。



ジャニーズの場合は、当の関係者であるタレントや事務所の幹部、スタッフがダンマリを決め込んだために、検証無しで一方的な証言が次々と垂れ流される事になり、「言ったもん勝ち、報じたもん勝ち」の流れが出来上がってしまいました。

特にタレントたち。

あれだけジャニーさん、ジャニーさん言ってたのに、全く信用ならない腰抜け野郎どもです。

(口が悪くなってしまってますが、それくらいイラついてます。
違うものには違う、と言っていいはず。一つの証言を否定したからと言って他の人たちの証言を否定する事にはならないのだから。
むしろ、矛盾のある話をちゃんと排除していく事は、本当の被害者の権利を守る事にもなると思います)


で、もう一方の当事者であるNHKも、この被害証言に無理がある事は気がついていたはずです。
気がつかなくても、NHK内にあるであろう過去資料を見れば簡単に検証できたはずです。
当時番組制作に関わっていたスタッフ、くだんのトイレを利用していた職員、入館の記録、警備スタッフなどなどに確認を取るのがそんなに難しい事だとは思えません。


ジャニヲタさんがNHKに質問状を送ったところ、「証言の検証はしていない、そういう証言があったから報道した」という主旨の回答があったそうです。

検証出来ないんじゃなくて、最初からやる気がなかったという事ですね。

もはや報道ではなく、噂話の拡散。

最近のマスゴミ、開き直るにもほどがありませんか?

いや、噂話の拡散ですらないかもしれない。

この証言者は、NHK以外の媒体からの取材は全て断っているそうです。

もしや、最初からNHKの仕込み、自作自演なのでは?という疑いさえ生まれてきます。

そう疑いたくなるくらい報道姿勢が不自然なので。


NGリストもNHKの仕込みでは?という疑惑もあります。

すぐバレる嘘を堂々とつく、ちょっと上手くいくと調子に乗ってやりすぎて馬脚を現す、というのは近隣国のお家芸ですが、なんだかNHKにも似たような匂いを感じます。



なお、今回の提訴は「補償する義務はない」事を証明するためだそうです。

この方、スマイルアップの聞き取り調査では、トイレの位置や当時の建物の間取り、どうやって入館したか、オーディションの日取りなど、何一つまともに答えられなかったそうで(証言の不自然さや矛盾点などを考え合わせた結果だろうと思いますが)、補償対象外になったのですが、それでも補償を求め続けているために、やむなくスマイルアップ側が提訴に踏み切った、という流れのようです。

そのため、補償金の請求を取り下げてくれたら、提訴も取り下げるそうです。



これ、良くないと思う。

この期に及んで、まだこんな甘い考えなんだ。


そういう中途半端な考えでいるなら、提訴なんかしない方がいいと思います。


「請求を取り下げてくれたら提訴を取り下げる」

これ、考えようによってはスラップ訴訟、被害者を萎縮させる圧力、と言えなくもない。

こういういい子ぶりっ子で中途半端な事をやるから揚げ足を取られ続けるのだと、そろそろ学習してもらえないもんだろうか?


やるならちゃんと最後まで争って、白黒ハッキリさせた方が良いと思います。

中途半端は良くない。


そもそもの話「昔の裁判で有罪判決が出た」という間違った認識が罷り通ってるのも、文春を訴えた名誉毀損の民事裁判で、記事の中のセクハラ部分が名誉毀損と認められなかったから。
被害証言の真実相当性(真実だと信じるに足る説得力がある)と認められたから。

で、なぜそういう判決になったかと言うと、ジャニーさんが法廷で「彼ら(被害証言をした元ジュニア)が嘘をついてると明確には言えない」と証言したのが大きかったと言われている。
文春側の弁護士は、この証言を聞いて「勝った!」と確信したそうです。

ジャニーズ側の弁護士いわく「ジャニーさんが嘘だと言ってしまうと被害証言をした少年たちが偽証罪に問われてしまうから、ジャニーさんは嘘だという一言が言えなかった」


アホじゃないの?(口が悪くて申し訳ない。ジャニ私刑案件では、ジャニーズ側の認識が悉く甘すぎて、世間知らずで無責任すぎてイライラしてしまいます)

嘘を嘘だと言い切るだけの覚悟がないなら、なんで訴訟なんか起こしたのよ?
少年たちが証人として出廷する事くらい容易に想像できたでしょうに。


こういう認識の甘さ、考えの緩さがジャニーズの気風なんでしょうか?

当時のジャニーさんの甘さが今の状況を生み出し、その尻拭いをしている今の上層部もその甘さを引き摺ってる。そのせいで更に混乱を生んでいる。


その事にそろそろ気づいてもらえないかな?


自分たちがバッシングから逃れ誠意をアピールするためにやってる事が、法の支配の観点からも、人権の観点からも大きな問題があり、法治国家・日本の価値を落としている事、日本社会の秩序や我々日本国民の安全を脅かしている事に、そろそろ気づいてもらえないかな?


ジャニーズに日本を貶める権利はない事に、そろそろ気づいてもらえないもんかな?


一国民として、ジャニーズ側を丸ごと訴えてやりたいくらい腹立つ!

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