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闘う人が好きだ

誤解されるのを承知で言う。

兵庫県の斎藤知事を応援している。
知事がもし、自分のやってきた事に自信があるなら、間違った事をしてないと思うなら、これからも兵庫県のために働きたいと思うなら、再選に向けて頑張って欲しいと思う。

バッシングから逃げたい、という理由だけで降りて欲しくない。
自分が間違ってないと思うなら、最後まで闘って欲しい。
議会が、メディアが、世論が「辞めろ!」と言うから辞める、というのは止めて欲しい(ややこしい表現になってしまった)。

自分が自発的に「県政から退くべき」と思ったら再出馬は止めればいい。
でも、続けるべき、続けたいと思うなら、外野の圧力に負けないで欲しい。
自分以外の人の意思、意見に流されないで欲しい。

出馬して、その上で「人事を尽くして天命(県民の判断)を待つ」でいいと思う。

最終的にジャッジを下すのは兵庫県民なのだから。
そして、その選択の結果を受け止めるのも県民なのだから。


多くの人が言うように「心がない」からなのか、信念があるからなのか、どちらなのかはわからないけど、斎藤知事は凄いと思う。
私なら、これだけ各方面から叩かれまくったら家に閉じこもると思う。外に出るのが、人に会うのが怖くなると思う。

心臓に毛が生えてないと務まらないと言われる政治家でも、都合が悪くなるとナゼか突然体調が悪くなり入院したりする。
斎藤知事は少なくとも、そういう逃げは打ってない。
孤立無援に見えるのに、百条委員会にも出てきた。凄いメンタルだと思う。


知事の肩を持つ気はない。擁護もしない。
かと言って、批難する気もない。

だって、知事に今向けられてる疑惑が実際のところどうなのか、私にはまだわからないから。
ただメディアの論調があまりにも一方的なので警戒はしている。


メディアはバッシング一色で、すっかり犯罪者扱い。
でも、SNSなどでは報道がおかしい、一方的すぎる、事実と違う、という声もある。
だから、誰のどの話がどこまで正しいのか、私にはまだわからない。
だから擁護も批判もしない。と言うより出来ない。

ただ、途中で投げ出さずに、闘い抜こうとしている姿勢は応援している。

知事が諦めたら、途中で闘うのを止めたら、いろんな事がハッキリしないままで、検証が不十分なままで、それなのに「報道が全部正しかったんだ」という事で話が終わってしまうと思うから。

実は何も客観的に証明されてないのに、「斎藤知事が追い詰めて元職員を死なせてしまった」というストーリーが既成事実になってしまうから。

そんな世の中はとっても怖い。



でも、既に怖い前例が1つ出来てしまっている。


ジャニー喜多川氏の犯罪は、実はまだ証明されていない。

有罪判決を受けた事もないし、それ以前に刑事告訴もされた事がない。
(昔の裁判で事実認定された、というのは間違いじゃないけど正確でもない。
ジャニーズが文春を名誉毀損で訴えた民事裁判で、被害証言の真実相当性が認められ、セクハラ行為はあったとされ、そのため記事のセクハラ部分に関しては名誉毀損が成立しなかった。
でも、被害証言の真実相当性が認められた=性加害が立証された、ではありません)
警察に被害届が出された事もない。

警察が被害届を受理しなかった、親が事務所に怒鳴り込んだけど揉み消された、的な話が一時期ゾロゾロ出てきたけど、全部後付けの証言。しかも、こういう事実↓もある。

http://x.com/yoriloveaska1/status/1706253077295354062

何十年も前からジャニーズのスキャンダルを追いかけ続けてた文春が、そんな美味しいネタを見逃し続けてきたというのも辻褄が合わない。

いろんな報道が出てきたけど、それを裏付ける証拠が出てきた事は一度もない。
それどころか、時系列がおかしいとか、その頃合宿所は存在してなかったとか、古参のジャニヲタさんたちから被害証言の矛盾を指摘されているケースが多い。
最初に告発した岡本カウアンさんが持っていると主張した証拠の動画は、文春さえも見せてもらっていない。

法的には未だ推定無罪の状況、というのが客観的事実。

でも、事務所側が事実認定した事で立証された事になっている。
でも、実は立証されてない。

事実認定の会見をした3人は、全員知らなかったと言っている。

そして、再発防止特別チームの調査報告をもって調査を終了した。

再発防止特別チームは最初から「証拠は求めない、性加害があった事を前提に話を聞く」と会見で明言していたので、事実認定は既定路線だった。(斎藤知事の件で開かれた百条委員会の姿勢とちょっと被る)
だから、再発防止特別チームは第三者的立場で調査してないので、実は第三者委員会とは言えない。

結局、ジュリーさん、東山さん、井ノ原さんの3人の事実認定は、ジャニーさんの犯罪の立証にはなってない。
だから、今でもジャニーさんは法的には推定無罪の状態のまま。

でも、世間的にはすっかり「立証された事実」という事になっている。

実はまだ証明されてない事が、証明された事実として認知されてしまっている。

こんな世の中はとっても怖い。


※念のため。
私はジャニーさん事件が冤罪だと言ってるわけじゃないです。
あったかもしれないし、なかったかもしれない。
私にはわからない。


実はまだ証明されてない事が、あたかも証明された事実であるように歴史に刻まれていく事が怖い

と思っているだけ。



松本人志さんや伊東選手への「先走り過ぎた社会的制裁」も、ジャニーズが作ってしまった悪しき前例によって発生したと思っている。
※伊東選手は疑いを晴らした、松本さんの方は今はまだわからない。

これからも、似たような事が誰かの身に起こるかもしれない。

いつか私の身にも起こるかもしれない。
その時、私は伊東選手や斎藤知事のようには闘えないと思う。
だから、伊東選手や斎藤知事が闘ってくれてる事を有り難く思う。


伊東選手が立ち上がって闘ってくれた事で、ジャニーズが作ってしまった「言ったもん勝ち、報じたもん勝ち」の流れをある程度食い止める事が出来た。


でも、それを再び覆そうとする動きが、斎藤知事の件で起ころうとしているように私には思える。

もし、斎藤知事のやってきた事に間違いがあったならちゃんと正されるべきだし、違法な事があったなら正当な手続きを踏んだ上で罪を問われるべきだと思う。
逆に、今言われてるような疑惑が事実でないなら、最後まで闘って疑いをちゃんと晴らして欲しい。


結果がどうなるかはわからない。
でも、とことん闘って、出来る限り事実を明らかにして欲しい。

言ったもん勝ち、報じたもん勝ちの流れを止めて欲しい。


だから、私は斎藤知事を応援する。

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