キルギス視察報告
風の旅行社さんが企画した2024.9/15-21 シルクロードキッチンAYAさん講師によるキルギス食文化ツアーに参加してきました。
風の旅行社さんHP↓
国産クミン協会視察旅行として、当会がクミン原産地域と仮定している中央アジアと西アジアの狭間にある〇〇スタン山岳地帯の環境を肌で感じ実際のクミンを使った料理調査のた2024.9/15-21までキルギスタン訪問しました。
①英語表記や現地語でジラ、クミンと総称、混同されている四種(クミン、ブラッククミン、ブラックキャラウェイ、キャラウェイ)の差異を実物を入手して理解を深めた
②クミン原種を〇〇スタン地域を発祥エリアと仮定して、品種改良あるいは突然変異して栽培種となったクミンが、メソポタミアから古代エジプト、インダス文明に拡大していくプロセスを考察。
紀元前3000年ごろメソポタミアのシュメール文明と古代エジプト文明の交易から、中央アジアと西アジアの狭間に位置する山岳地域の原産地域から原種が、古代エジプトに渡り栽培種として品種改良されたと考察しました。
ラクダや、馬具の発達と併せて、交易は拡大していく様は別に物流史とからめて考察したいと思いますが、紀元前3000年ごろには、3つの文明圏は交易ルートがあり、物々交換レベルでも活発に行き来があったと推測しています。
その極一端をメモ書き↓
古代エジプトでは、ラムセス三世の時代には神聖な植物として神に捧げられるまでに至る。アレクサンダー大王、アッシリアの統治時代に海は貿易港アレクサンドリアから東西側には地中海を経てヨーロッパに拡大し、東側は紅海を経てアラビアまたインドへと拡大していくと考え、また陸路ではシルクロード経由に東アジアに渡っていった?
動植物や物の移動については、統治王国の推移ルートと移動手段の発展と密接にかかわるため、壮大な空想が必要。
③環境 気候について
標高高い山岳地帯で乾燥して湿度低いが、天シャン山脈からの雪解け水はじめ、水は豊富。