国産クミン化の意義
国産クミン協会の目的は、気候変動適応種、つまり適温適湿適雨種の新しいクミン「クーミン」を、既存のクミンが育ちにくい日本というストレスがかかる環境で誕生してもらうことです。
既存のクミンは地球全体で2.6億kg、うちインド+トルコ+UAE+イランのクミンベルト地帯が合計2億kgで世界シェア75%。うちインドは1.8億で世界の70%シェア、さらにインドのグジャラート州とラジャスタン州がインドの90%のシェア。つまり、グジャラート州とラジャスタン州が地球上の63%のクミンを生産しているのです。このインドの生産地のクミンが、気候変動でやられている。具体的には、異常高温と乾季に大雨が降るようになり、収穫前に駄目になってしまってきているのです。
クミンの市場価格も、コビット19のロックダウンやウクライナとロシアの紛争なども含めた天災人災により2023年は2022年の約3倍の現地価格に急騰しています。
これらの現状を踏まえて、またクミンベルト以外の産地たるヨーロッパやアメリカ、アフリカの気候変動の激化も予想加味して、新しい環境の地球に適温するクーミンを、日本から生み出したい、と国産クミン協会はあらたに決意を固めております。
皆様ご協力ご支援よろしくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?