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四大文明発生北緯帯とクミンロード

JCAは中央アジア西端と西アジア東端の標高1000m以上の山岳地帯(〇〇スタン諸国地域)を野生クミン(原種)の原産地域と仮定しているのですが、そこから、どう世界に拡散していったのか、物流史観から推察しています。

『文明の物流史観』は非常に示唆に富む文献です。人類四大文明の発生ならびに交流を、人類の定住、農耕のはじまり、家畜化の開始、家畜を使った移動の起こりなどから説明しています。
四大文明が、北緯35度を中心に南北10度の帯状の緯度内(四大文明発生帯)にあるのは、とてもユニークな点です。人類の衣食住に有用な植物たちの起源もこの発生帯に寄り添っているように思われ、宇宙から見て今回の地球における人類文明のスタートをデザインした意図があるような気さえしてきます。
標高があり荒涼としながらも特定の植物を育むに適した環境要素を備えた○〇スタン諸国地域も、この四大文明発生帯に沿うかたちで併走しており、
クミン起源地域→メソポタミア→エジプト(にて野生種を品種改良して栽培種化)→メソポタミア→インダス→黄河文明 という流れが考察されます。
文明間の移動も徒歩から家畜(牛、ラバ、馬、ラクダ)そして船や車輪つき荷台への転換といった、いくつものパラダイムシフトがありました。そこには交易や文明間交流の中心グループとなる遊牧民やキャラバンの存在があり、陸路、海路のシルクロードを代表に、スパイスロード、さらに細分化すれざクミンロードも浮き彫りになってくるでしょう。まさに人類の物流史を現すものであり、クミンという香辛料ひとつを例にその世界伝播の推移をかいまみても、人類のご先祖様たちの奇跡ともいえる偉大な足跡が感じられます。

ここからは、完全に妄想になるのですが、日本世界雛形論という説があります

野生クミン原産地域(〇〇スタン諸国地域)と対応する日本は、どこだろう?と気になっています。

あくまで、私的な空想でありますが、クミンを軸に地球と人類史を俯瞰しながら国産クミン協会の地道な活動を続けて参ります。皆様ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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