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⚖ 6年+本人訴訟【37】都職員S本 申立て事案を放置(不作為)後,握りつぶし?【5】

↑ の画像は,ハローワーク飯田橋が作成し,東京都に提出し,対応依頼された「苦情連絡票」の,東京都の対応記載欄。空欄,つまり対応しないまま2か月以上放置していた。結果,平成30年1月4日,東京労働局が介入した。
(本連載【36】↓ のつづきです)

Aが招いた講師Bが股間を叩き、「59点で不合格」と判定
私が股間を叩かれた相手Bは、Aが招いた非常勤の外部講師です。
Bは、初回授業時、「2日前にAより講師を頼まれた」旨を話していましたので、2人(AとB)は旧知の仲であったことは間違いありません。その2人の関係性からして、2人は密かに、私に対し、「傷めつけてやりたい」といった思いを共有していたと思われます。
 
特に、入校の翌月以降、Bは、実技の授業中、私を指し、「ヘルパー資格持っていて、こんなもの」、「資格もっているのに、できないの」等、根拠のない非難を繰り返していました。当初、積極的に挙手して質問をしていた私ですが、Bが険しい眼差しで見返し、あいまいな回答に終わったことから、次第に委縮し、5月後半には怯えてビクビクしていました。ただし、表面的には平成を装い、受け流し続けていました。

そんな私を見て、Bは忌々しさを募らせ、「これでもか」とばかりに、「股間を叩く」という身体的かつ精神的打撃を加える行為におよんだのではないか。そして、心身に危機感を抱き、継続を不安視した私が、校内相談をしたことから、Bは9月末迄の前期で離職が確定し、「どうせ辞めるのだから」と、離職日当日に行った前期試験で「59点で不合格」と判定したのだと思います。

そのウラで、Aの意図がどの程度あったかは不明ですが、自身では露骨に重大なアカハラを行わないよう自制し、あくまでも外部講師だったBを煽るような行為があったのでは、と思うのです。

Bが、9月5日の授業で、前期で辞めることになった旨を述べた際、「最後は、鈴木先生(副校長)に『濡れ衣です』と言って去ろうと思います」と言っていた事実ともかみ合います。いわゆる、「報復」だったのでしょう。

他方、後期試験で不合格判定をしたCは、前期で離任したBの後任として、介護実技他の担当に就いた教員で、Aに管理される立場にありました。
ちなみに、BとCは60歳前後、Aは50代半ば(と思われる)、いずれも女性でした。校長と副校長、教務主任は、全員男性です。
 
クラス担任Aの、私へのアカハラの背景
では、なぜAは、私に疎ましさを募らせたのか。いまだに不明ですが、後に振り返った時、その背景にあった、以下の状態が、少なからず一因にあったのではと思いました。
 
当時、日本人の一般の入学者が僅か3名という危機的状態にあった同校は、人員削減の中、常勤教員は、副校長を含めて5人程という少人数体制にありました。そんな中、勤続17年目だったAの校内での負荷は、小さくなかったはずです。介護福祉系科目の一部をAが担当していたのですが、障害者福祉出身だったAは、高齢者介護の実務経験がなかった事などから、「どう教えていいかわからない」等と、何度か授業中にぼやいていました。Bを講師として呼んだのもAで、初授業の2日前に連絡をしてたことからも、その切羽詰まった様子がうかがえます。
 
Aは、精神的にも身体的にも余裕がない状況に置かれていた。そこへ、自分と同年代の私が、クラスで唯一の既婚者として家庭を営む一方で、クラスメートや外国人留学生らと楽しそうに親交を深め、宿願に向けて精進している様を見て、苛立ちをおぼえるようになった。

一方、Bは、自己紹介で、「私は人のお金で資格を取ったことはありません」等と口にしていたことからして、もともと訓練生に対する偏見が強く、やっかみ的な気持ちを抱いていたところ、Aの私に対する個人的感情を聞いて、自然と、私を攻撃するようになったのでは、と思うのです。「私は下の名前は教えません。検索するでしょうから」と、自己紹介の中で口にしていた事実からして、何か問題を抱えていて、ストレス発散のはけ口が欲しかったのかもしれません。
 
(⇒連載【38】↓ につづく)


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