旅行記 ハネムーン戦記 #36
Hi, this is Japanese AKI.
ミシガンの男性
バーから帰ってきて、お店でタバコを吸えなかったので喫煙所で一服しているときでした。白人男性が夫に話しかけました。
"Would you sell a cigarette for me?"
「タバコを1本売ってくれますか?」
英語がまったくできない夫が私を見たのですが売り買いする、という感覚がなかった私はポカンとしてしまいました。男性が夫のタバコを指さして1ドル札を出そうとしました。慌てた夫が「ノーマネー、ノーマネー!」と叫んで彼にタバコを1本あげました。
私はさっそく話しかけました。
"Where are you from?"
どこから来たんですか?
"I'm from Michigan. My girl friend's wedding."
「ミシガンだよ。女友達の結婚式なんだ。」
"Congratulations!!"
おめでとうございます!
"Thank you. Are you sightseeing?"
「ありがとう。君たちは観光かい?」
"Ah, actually this is our honeymoon. Remarried though."
あー、じつはハネムーンなんです。再婚だけど。
"Oh. Congratulations!!"
おお、おめでとう!
"Thank you."
私はミシガンについて何も知らなかったので、話題を他にふりました。
"Waikiki is too urban. We can't find even the way to the beach."
ワイキキは都会過ぎですね。私たちはビーチへの道も見つけられません。
"You don't know the way? I'll show you. Follow me!!"
道を知らないの?教えてあげるよ。ついて来て!
こうして私たちは彼について行き、ビルの間の申し訳程度の隙間を通り抜けるように教えてもらいました。私は夫にタバコを出すように言いました。箱を見ると1本しかなかったので
"Ah, just one though, please take it."
あー、1本だけだけど、もらって?
"Is this for me? Thank you!!"
「くれるの?ありがとう!」
"No, thank you!!"
いいえ、こちらこそありがとう。
タバコを勧めるわけではありませんが、私たちは喫煙者だったおかげでこんな素敵な出会いもあったのでした。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
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