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旅行記 初めてのハワイ #21

Hi, this is Japanese AKI.

ハワイにいるんですよ!

アラモアナショッピングセンターから戻り、ホテルで息子にお昼寝をさせながら、私はひとり考えごとをしていました。(会社の人たちはなぜ、英語はひとことも要らないと言ったのだろう?)

(きっと彼らはハネムーンで豪華なホテルに泊まり、ホテルも観光もつねに日本語スタッフがいて、こんな思いなんかしなかったんだろうな...。)と、思いあぐねていました。到着日から後悔したハワイ旅行も、ついに今日が最終日です。

息子がお昼寝から起きると私は海水パンツを履かせ、自分も服の下に水着を着こみ、浮き輪を持ってまたてくてくとカラカウアアベニューに向かって歩いて行きました。

途中で見るからに海水浴帰りのグループに「エクスキューズミー、アイウォントゥビーチ。」とたずねました。彼らが何を言ったかさっぱりわかっていませんでしたが、私は「サンキュー!」と返事をし指をさされたほうに歩いて行きました。

こうして名だたるワイキキ・ビーチに着いて、息子と思いっきり海水浴をしました。息子はとても喜んでいます。気の済むまで遊んで、ビーチにあったシャワーを浴びましたが水のシャワーでした。「冷たい!冷たい!」と騒ぎながら海水を流してホテルに戻りました。

ホテルに着くころにはすっかり寒くなっていて、部屋に戻って慌ててエアコンの温度を上げましたが私たちはがたがた震えていました。何とかならないものかとレセプションに電話をかけました。

"May I help you?"

「イエス。ルームナンバー、セブン、ワン、スリー。ルーム、ベリーコールド。」と言うとホテルマンがエアコンを見にやってきました。彼はがたがた震えている私たち親子を見て、エアコンの温度をチェックし、お手上げだ、と言うように両手をあげたので私が「ドンチューハブ、ヒーター?」(ヒーターはないの?)とたずねると

"You are in Hawaii!!"
「あなたはハワイにいるんですよ!」

と笑い出して、出て行ってしまいました。しかたなく私は入浴用ではないバスタブにお湯をためて、親子で長い時間お湯に浸かっていたのでした。

Thank you for listening. I hope you like it and follow me.

音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba



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