旅行記 ハネムーン戦記 #47
Hi, this is Japanese AKI.
ハワイの夜
ハワイ最後の夜です。デニーズに来ました。すでにポケ丼を食べていた夫はスムージーに、私は野菜たっぷりのスキレットとクリームてんこ盛りのパンケーキに決めました。すると夫が「アキちゃんが食べきれるはずない!」と反対したのですが「せっかく来たんだから口出さないで!」とピシャリと言い返しました。手をあげて
"Hillary."
注文を取ったヒラリーは
"Good choice!!"
「いいチョイスですね。」
"And we'd like to share."
あとシェアして食べたいの。
"I'll bring you extra plates."
「取り皿をお持ちします。」
お料理が来ると腹がいっぱいだと言ってデニーズに来たがらなかった夫は「うめぇ!うめぇ!」と私より食べていました。アメリカサイズのパンケーキはさすがに食べ残して
"Hillary. Can I have a box?"
ヒラリー。持ち帰りの箱をもらえる?
ここで一言。ほとんどの旅行英会話の本には、持ち帰りの箱のことを "doggy bag" と書いてありますが、私は一度も使われているのを聞いたことがありません。恥をかかないためにも "box" を使いましょう。
お会計はまたカードで払うことにしたのですが 、デニーズでは日本のようにレジまで行って支払いでした。テーブルにヒラリーのためのチップを置いてレジへ。店長さんらしき男性が
"Push the button how much you'll pay as tip."
「いくらチップを払うかボタンを押してください。」
"I put the tip on the table by cash."
チップは現金でテーブルに置きました。
するとレジの男性はなぜか不機嫌そうにどこかのボタンを押し、カードを突きつけるように返して寄越しました。私は(ファミレスだからこんなものか...。)と、また複雑な思いでレストランを出てきたのでした。
たくさんのカップルたちが手をつなぎながら歩いているカラカウア・アベニューを、夫の後を急ぎ足で歩きながら今宵でハワイとお別れです。子連れでたった一人だったむかしの自分を想い、ほろ苦さを感じました。あちこちで炎の街灯が並ぶハワイの夜を、まるで初めてみる異国のように過去と現在が交差しました。私は不思議な気持ちで再婚した夫の背中を追いました。
あした日本に帰ります。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
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