旅行記 逃避行ハワイへ #10
Hi, this is Japanese AKI.
消えた20ドル
名前を忘れてしまいましたが、オプショナルツアーで申し込んだビーチに着きました。JTB の事務所兼倉庫のようなところでガイドさんがこう言いました。「今日は海が荒れていて海水浴に向きません。」(え?こんなにいいお天気なのに… )
「スノーケルセットの貸し出しは20ドルですが今日は役に立たないと思います。」息子が「借りる。」と言い出しました。「こう君、今日は役に立たないって言ってるじゃない。」と言って聞かせたのですが、頑として「いや、借りる!」と言います。
息子に「ダメ」と言ったことのない子育てをしていた私は、借りてやることにしました。JTB の人に「ほんとにレンタルするんですか?」と確認されたのですが「息子が借りると言っているので、渡してやってください。」と投げやりに言って、20ドル払いました。
こうして舗装もされていない、地元の人が住んでいるであろう住宅街の小道を通り抜けてビーチに出ました。うららかで穏やかな日でした。ところが「ウソ!?!?」ビーチはものすごい強風で、波が真っ白に叩きつけています。
一緒にバスに乗ってきた人たちは一体どこにいるのやら、私たち親子だけでした。息子は水中眼鏡で海を覗き込み「だめだ、何にも見えない。」と言って、私にスノーケルのセットを押しつけました。
もう一度水に入ったのですが「だめだ、泳げない。」と言うので私たちは戻ることにしました。私は 30秒で水泡に帰した 20ドルを嘆きながら…。倉庫に戻ると JTB の人がたずねました。「いかがでした?」「聞かないでください...。」と返事をして出てきました。
さぁ、これから帰りの送迎まで時間をつぶさなければなりません。ほんっとうにローカルなところでなーんにもありませんでしたが、一軒だけ地元の人がやっているような個人経営のような店がありました。
その店は食品から、日用雑貨から、はたまた工具までおいているよろず屋のようなお店でしたが、デリもありサンドイッチが売っていたのでそれと飲み物を買って、外のテーブルで食べることにしました。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?