旅行記 初めてのハワイ #24
Hi, this is Japanese AKI.
帰国中もトラブル
日本へ向かう帰りの飛行機の中でもトラブルがありました。私と息子は帰りはウィンドウ・シートだったので喜びました。空の旅を片時も見逃すまいと、ハワイの送迎バスとおなじく窓にへばりついていました。
そこへ CA さんがやってきました。「お客さま、ご用でしょうか?」「いいえ。」「かしこまりました。」ちょっとするとまた CA さんがやってきて声をかけられました。「いかがなさいましたか?」「いいえ、どうもしてません。」
3度目に CA さんがやってきたとき、さすがの私もこれはおかしいと思い「どうして来るんですか?」とこちらからたずねました。するとその CA さんは日本人じゃなかったらしく、ちょっと困った様子で違う CA さんを連れてきました。「どうなさいましたでしょうか?」
「えーっと、さっきから CA さんが来て困ってるんです。」「お客さまがお呼びでございますが。」「え?呼んでません。」少し考えていた CA さんが「お客さま、こちらのボタンを押していらっしゃいませんか?こちらを押すと私どもが参ります。」
「へー!そうなんですねー。」と他人事のように聞いていたのですが「あ、窓を見ていてぶつかっていたのかも...。すみません、今度は気をつけます。」こうして CA さん問題は解決したのですが、機内食のときのことでした。
食事中、息子がぐずり出し静かにするように注意し続けたのですがしまいにはシートベルトから抜けて、すぽんっと座席から落ちてしまいました。そのときです。とんとんとんとん!と座席を叩かれました。
座席の隙間を覗き込むと後ろの女性が「いい加減にしてください!ゆっくり食事できません!」「あ、すみません、すみません!」と慌てて落ちた息子を引っぱりあげるのに苦戦しました。飛行機に乗ったことのない私は息子が席を揺らせば後ろの席まで揺れることまで、まったく気がついていなかったのです。
食事が片づけられ一段落したあと、後ろの方に本当に申し訳ない気持ちでまた座席の隙間を覗き込み「あのー、先ほどは本当にすみませんでした。」と謝りました。するとその女性は、なぜかびっくりした顔をして「え?いいえ、別に。」とちょっとつっけんどんに言いました。
どうやらもう怒ってはいなかったようでしたが、子どもがいても周りに迷惑をかけたことのないつもりでいた私はこの出来事で正直、こころがひどく傷ついたのでした。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
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