見出し画像

旅行記 ハネムーン戦記 #39

Hi, this is Japanese AKI.

ハウスキーパーさんとちんぷんかんぷん

カラカウアアベニューのビルの裏側を歩いています。タコス屋さんとレストランがあっただけで、これと言ったものはなく、もうすぐ通り抜けるとき外にワゴンを出して T シャツを売っているお店がありました。

女性の店員さんが出てきて「いかがですか?7枚なら安くしますよ?」「日本の方ですか?」「はい、そうです。」夫は「 ABC ストアより安い!」と喜んで T シャツを7枚選びました。

店内で袋に入れてもらいながら、日本人に会えたので夫がよくしゃべります。しばらくそこでおしゃべりをしたあと、やっとお店を出てきました。

ホテルに戻ってみると、ベッドメイキングがまだできていませんでした。朝の薬のせいで眠くなっていた私は仮眠したかったのです。ハウスキーパーさんは隣りの隣りの部屋まで来ていました。

私たち夫婦が「まだかなぁ?」と部屋のドアから覗いていると、夫がドアを離しました。(あ!!!)私が危うく指を差し入れました。「ちょっと!閉め出されるじゃないの!気をつけてよ!」

「ああ、そっか!ごめん、ごめん。」私たちはハウスキーパーさんに直接、聞いてみることにしました。他のお客さんの部屋に入るわけにはいかないので、入り口で

"Excuse me, ma'am. Excuse me, ma'am!! EXCUSE ME MA'AM!!"
すみません、すみません!すみません!!!

ハウスキーパーさんが、やっと気づいてくれました。

"When do you finish our room? I'd like to take a nap."
私たちの部屋はいつ終わりますか?お昼寝したいんです。

ところが彼女の返事に驚きました。一体全体何語をしゃべったのか、これっぽっちもわからなかったのです。

"I don't understand what you are saying. Then give us the time."
なにを言ってるかわかりません。じゃあ、時間で言ってください。

と言って夫の手をつかみ、腕時計をトントンとして見せました。彼女はひどく訛って

"2 o'clock. You come back, 2 o'clock."
「2時。あなた、2時に戻ってくる。」

と言ったので私と夫はもう一度時間を潰してくることにしましたが、もうそろそろ『チーズケーキ・ファクトリー』の開く時間です。私たちはブランチに行くことにしました。

Thank you for listening. I hope you like it and follow me.

音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?