旅行記 ハネムーン戦記 #23
Hi, this is Japanese AKI.
レセプショニストの反対
2日目の夜、睡眠薬が切れてしまい4時ぐらいに起きた私は真っ暗で何も見えない窓を見つめていました。夫は憎らしいほど気持ちよくいびきをかいて寝ています。日本にいればパソコンもスマホもありますが、時間をつぶすものがなにもありませんでした。
1時間、外の景色が見えない窓とにらめっこしたあと、私はついに耐えきれなくなって部屋を抜け出し、ぶらぶらとレセプションのある2階まで降りて行きました。1階に降りるエスカレーターから少しだけ見える外は白んでいて夜が明けたようです。
私はレセプションの女性に声をかけました。
"Can I go out and hang around near the hotel?"
外へ行って、ホテルの周りをぶらぶらしてきてもいい?
"Ah...I don't think it's a good idea. It's still 5 o'clock. I'm not sure you are safe or not..."
「あー、あまりいい考えとは思えません。まだ5時です。あなたが安全かどうかちょっと...。」
私は彼女の返事に予想を裏切られました。ハワイです、しかもワイキキで一番のメイン通りカラカウア・アベニューです!
"Then, what time do you think it's safe?"
じゃあ、何時なら安全だと思うの?
"At least from 6 a.m. to 11 p.m."
「少なくとも朝6時から夜11時ですね。」
私はふと、夕べ話しかけたバーの店員が営業時間は夜11時までだと言っていたのを思い出しました。
"Hmmm... Okay. I'll give up my idea."
うーん...わかった、やめておくわ。
私の返事にレセプショニストは大きく頷きました。
こうしてしぶしぶ部屋に戻った私は早く6時にならないかと、時計とにらめっこして過ごしたのでした。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?