日本航空JALについて!
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さて、今回の記事は日本航空 JAPAN AIRLINESについてです!
1,JALの概要
日本航空株式会社(以下、JAL)は、1951年8月1日に設立された、戦後初国内で民間営業を行った、現在、日本では、ANAに次いで2番目の規模を誇る航空会社。
1966年には、世界的に有名な4人組バンド「ビートルズ」が、ハンブルク発アンカレッジ空港経由で羽田空港に到着した、映像を見たことがある人も多いのではないでしょうか?
そんなJALでしたが、2010年1月に経営破綻。
経営破綻の原因は、航空業界以外のホテル/リゾートの開発のための莫大な費用、ジャンボ機の大量保持などであると言われています。
JALグループの再建に向け、稲盛和夫が会長に就任。稲森氏は「アメーバ経営」と「フィロソフィ」の二つの柱をもとに再建を目指した。
アメーバ経営→大人数ではなく少人数でグループを作り、各チームあたりの採算値を算出し、その値を最大化を目指す経営方法。JALは破綻前、グループで1つの財布で経営を行っていた。そのためどの分野で黒字でどの分野で赤字を出しているのかそれすらも理解していなかった。それをこの破綻を通して会社ごとに小さな財布を持ち、会計を明確にした。JALでは、部門別採算制度とよんでいる。
フィロソフィ→「人間として何が正しいか」という根本的な問題に向き合い、さまざまな困難を乗り越える中で生み出された仕事や人生の指針。
※私が個人的に好きなJALフィロソフィは、「一人ひとりがJAL」です!航空業界は一つのフライトを飛ばすのに非常に多くの社員が関わっているため、お客様のために自分がいるという意識は自己肯定感を上げられる気が勝手にしています笑
そしてJALは、2012年9月には、わずか2年9ヶ月で再上場を果たしました。
現在は、日本で2番目の規模を誇る航空会社として国内・国際線合わせて199路線に飛んでいます!(2024年3月31日時点)
2,JALグループ会社
事業分野ごとに幾つかの会社を紹介します。
航空運送
株式会社ジェイエア
→大阪の伊丹空港をベースに北は北海道。南は沖縄県は徳之島まで幅広く運航している航空会社。保有機材は、ブラジルのエンブラエル社のE170、E190。
日本トランスオーシャン航空(JTA)
→「沖縄の魅力を世界へ」というスローガンを掲げる、沖縄那覇空港をベースに運航する航空会社。保有機材は、B737-800
日本エアコミューター(JAC)
→鹿児島空港をベースに、西日本の離島を結ぶ航空会社。ATRというフランスとイタリアの二つの企業によって生まれた航空機メーカーのATR42-600,ATR72-600。
北海道エアシステム(HAC)
→北海道札幌市にある丘珠空港をベースに道内・東北を結ぶ航空会社。保有機材は、JACと同じATR42-600
琉球エアコミューター(RAC)
→那覇空港をベースに、沖縄の離島を結ぶ航空会社。カナダの航空機メーカーボンバルディアのDHC-8-400カーゴコンビを保有する。標準の客席数74席よりも少ない54席とすることで、貨物の搭載の搭載量を拡大することができる。
ZIP AIR Tokyo
→成田空港をベースに、国際線の運行を行うLCC。保有機材は、B787-8。
グランドハンドリング
JALグランドサービス
→空港で航空への荷物の搭載や航空機の誘導、客室の清掃など幅広い業務内容をもつ会社。成田、羽田、福岡、伊丹、新千歳の支店を抱える。JALグループだけでなく、海外の航空会社のグラハンも行っています。
空港旅客サービス
JALスカイ
→空港でチェックイン業務やゲートでの搭乗案内を行っている。また、オペレーション業務という自社の航空機への情報伝達や、スポットの変更なども行っています。
整備部門
JALエンジニアリング
→皆さんに馴染み深い言葉で説明すると整備士さんです。一言に整備士さんといっても業務内容は多岐にわたります。皆さんがよく見かけるのが空港にいる灰色のツナギを着た人たち。これはライン整備といって、飛行機が到着してから次に出発するまでに飛行機に不具合が発生していないか、また不具合があったときの対処にあたっています。他にも、皆さんが普段見ることのない格納庫でエンジンの整備や、コックピットの整備など行っています。
3,JALグループの保有機材
この表をまとめていたときに感じたのは、必要最小限に機数を抑えている点
と中型機の飛行機が少ないように感じられます。
特にANAでは伊丹-新千歳でB787を飛ばしていますが、JALは全てB737です。会計資料をしっかりと見ているわけではないので、私の机上の空論かもしれませんが、B737で乗り切れなかった客がANAに流れてしまうのではないかと考えてしまいます。
また私が注目したいのが、A350-1000です!
4/17からは東京羽田-ダラス線に導入され、快適性と充実した設備、IFEが注目を浴びています!
24年度には8機に増やす予定とのことです。
77Wが減ってしまうのは少々寂しいですが、A350-1000の活躍に期待です!
4,まとめ
今回は日本で最も歴史の深い日本航空JALについて取り上げました!
いかがでしたでしょうか!
経営破綻という最大の壁を乗り越え、今日も世界中に飛び続けるJALの挑戦に目が離せません!
参考:
https://www.jal.com/ja/company/jal_history/
https://www.kyocera.co.jp/inamori/about/thinker/philosophy/