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どうして日本語教師になりたい?
私が、日本語教師になろうと思ったのは、かれこれ15年ほど前のこと。
オーストラリアでワーキングホリデーをしていた私は、そこで初めて外国人として異国の地で生活をし、母語ではない言葉を使い、外国で生活することの難しさを経験しました。
外国で生活するには、その国の言葉がうまくないと、それはもう死活問題。
もちろん仕事も見つからないし、さらに、その社会に溶け込めていないという感覚がし、自己否定してしまうようなメンタルも生まれます。
そこで、私は「日本に帰ったら、日本で生活している外国人の方の力になれる仕事がしたい」と思ったのです。
帰国後、お金に余裕がなかったので、アルクの通信講座を使い、日本語教育検定試験の合格を目指しました。
1年に一度の検定試験。2回目でやっと合格。
その後、プロとして、日本語教師デビューしました。
でも、思い返してみると、私が初めて日本語教師としてお金を頂いたのは、検定試験勉強中、外国人の知り合いに、1時間1200円で日本語を教えたこと。週に一回、モスバーガーで教えていました。
持っている限りの知識を振り絞って、レッスンを作りましたが、これでいいのかな〜と思いながらやっていましたね。
懐かしい。
1番大切なことは情熱があるか
私は、四大卒でもなければ、学校で言語学などを学んだ経験もなく、ただただ「日本で生活している外国人の方の力になれる仕事・日本語教師になりたい!」という情熱だけで、突っ走ってきました。
「日本語というアイテムを使って、外国人学習者の方の毎日をハッピーにしたい。」という、熱すぎるくらいの情熱と、学習者への愛だけで、これまでやってきました。
大袈裟のように聞こえますが、本当にこれで突っ走ってきたのです。
一番大切なのは、"愛" です!
その想いが 学習者に届き、今までにたくさんの指名を頂いたり、もう5年以上教えている学習者の方もいます。
振り返ると、2013年に東京の日本語学校でプロの日本語教師デビューをしてからは、怒涛の毎日でした。
たーーーーーーーーーっいへんでした!
が、その日々があったから、今があります。
今、日本語教師になりたいと思っている方へ伝えたいことは、日本語教師はただの何かを教える人、先生ではないということ。
時にはカウンセラーのような存在になることも。
そして、決して時給換算しないこと。
日本語のレッスンは、"舞台"です。
舞台に立つまでに、台本を作ったり読み込んだり練習したりすることは当たり前のこと。
そんな思いで、日本語教師をしてほしいと私は思います(^^)
そう思える先生は、絶対いい先生になれます!