Goldfinch、アンドリーセン・ホロウィッツをリードとして25Mドルを調達:2021年に154倍の成長を達成
Goldfinch Foundation
本日Goldfinchは、Andreessen Horowitz (a16z crypto)が主導する2,500万ドルの追加資金調達を発表致しました。これは、従来のDeFiに欠如している要素である「無担保融資」の解決・提供に向けて、Goldfinchとそのコミュニティの取り組みが評価されたことを受けたものです。
現在、世界の多くの借り手にとって、DeFiでは「暗号資産による過剰担保」を必要とすることが、実際の利用の大きな障壁となっています。Goldfinchのプロトコルは、この担保の要件を排除することで、まったく新しいレベルの借り手の需要を引き出すことに成功しています。こうした取り組みによって、最終的には、暗号分野から世界の債務市場に進出することが可能になるでしょう。
成長に向けた取り組み
Goldfinchは、資本へのアクセスの民主化という部分で、既に大きな進歩を遂げています。実例として、プロトコル上のアクティブローンは、2021年に2ヶ月ごとに倍増し、1年前の25万ドルから154倍の3900万ドルとなり、18カ国の20万人以上の借り手に資金を提供しています。この資金は、ケニアのバイクタクシーやブラジルの中小企業、インドの低所得世帯向けエコ調理器具など、幅広く、生産性の高い用途に使われています。
Goldfinchの借り手であるALMA社のGautam Ivatury氏は次のように述べています:
「Goldfinchの個人および機関投資家の素晴らしいコミュニティのおかげで、世界を救うチームに対して、必要な資金を必要な時に提供することが可能になりました。Goldfinchのプロトコルがさらに支持を集め、柔軟性を増すにつれ、何百万人もの生活を変えるプロジェクトに資金を提供する新しい方法を革新的に生み出していくでしょう。」
今回の新たな資金調達により、Goldfinchプロトコルは、オープンなクレジットプロトコルで金融包摂を拡大するというミッションの達成に向けて歩みを進めることができます。今回のラウンドでは、暗号化に精通した機関投資家や技術系スタートアップのベテランから、グローバルなクレジットセクターのファンドや伝統的なヘッジファンドの大物まで、多様なバックグラウンドを持つダイナミックな投資家たちが参加しています。新たに参加したのは、Bill Ackman、Blocktower、Kingsway Capital、Helicap、YC Alumni Fund、Jinglan Wangなどです。a16zを含め、Goldfinchの過去の投資家もすべて参加しています。
Goldfinch Foundationの紹介
Goldfinchプロトコルが次の成長フェーズに向かうにあたり、プロトコルを管理するための組織としてGoldfinch Foundationが設立されました。この財団は独立した組織構造で、Goldfinchコミュニティを代表する法人として機能していきます。
さらに、Goldfinchの初期のチームは、Warbler Labsとして独立し、Goldfinchコミュニティや幅広いDeFiエコシステムに貢献する独立した組織へと成長していきます。WarblerはGoldfinch Foundationとは別組織であり、Goldfinchコミュニティの他のメンバーと共にプロトコルの維持と貢献に取り組んでいきます。
Goldfinchについて
Goldfinchは、世界中の金融包摂を強化するために暗号を使用している、分散型クレジットプロトコルです。そのビジョンは、銀行だけでなく、誰もが貸し手になれるグローバルな分散型ネットワークの構築です。2021年初頭のローンチ以来、このプロトコルは2ヶ月ごとにアクティブなローンを倍増させ、現在では3900万ドルのローンによって数十万人の借り手に融資しています。
DiscordでGoldfinchコミュニティに参加したり、Twitterをフォローしたり、app.goldfinch.financeでプロトコルに参加することができます。