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私たちblank inc. について

日本のあたりまえを、世界の憧れに。
日本という国は、世界でも唯一無二の魅力を持つ国。
Made in Japanをはじめ、おもてなしに代表される精神性、工芸品、歴史、文化など多種多様な魅力を持ちます。
でも、そのどれもがどこか「 あたりまえ 」なこと。

私たちは、このあたりまえこそが日本の魅力だとし、見て、触れて、体験する機会を作り、世界の憧れとなることを目指します。
そして、この憧れが日本の誇りとなり、また「あたりまえ 」となっていく。

この循環が人種や国籍に関わらず、人生の余白を豊かにすると信じているからです。
私たちが、世界を魅了する日本を再定義します。

以上のコンセプトを掲げ、活動をしています。

運営メンバーについて

blank。は、フォトグラファー、プロダクトマネージャー、デザイナーの3人で運営しています。

左からNishi, Kimura,Ogawa


日本の工芸品が国内での存続が難しい現状に対して、それぞれの専門分野と経験を合流させることで、新たな価値を与え、革新と伝統の融合をもたらす新しいアプローチを仕掛けるために発足しました。

工芸品を取り巻く今の厳しい状況の反面、私たちが活路を見出しているのが、海外への展開です。偶然にも3人ともが海外への留学を経験しており、日本という国自体をひとつのコンテンツとして捉え、世界に発信していく活動を始めました。

そんな中、2024年の夏に、ご縁があって参加させて頂いた福井県の千年工藝祭が岐路となりました。業界に長い訳でもなく、横の繋がりも少ない私たちが初めて参加する大規模なイベントでした。

出店商品は手ぬぐいの一本槍で不安な気持ちもありました。
いざイベントが始まると、実際にお客様の顔を見て、生産の背景や技術のお話、それと同時に今まで言葉に出来ていなかった想いが込み上げてきました。それぞれの想いが伝わった時には、何物にも変え難い感動がありました。

千年未来工藝祭ブースにて

この経験から、自分たちの想いや発想はあながち間違っていないという確信を持つことが出来ました。
人が集まる時に生まれるエネルギーの力強さ。そんなものが生まれる場所を、自分たちでも作ろうと自然と考えるようになりました。

ただ商品を見てもらうための場所では勿体無いと思い、よりオープンな場所にしようと考えました。その結果、力(コミュニティによる結束力)と方向(世界に発信する)を持つ存在として、最大限の力を発揮できるような場を作ることを決めました。

活動について

私たちの想いは、コンセプトに凝縮されています。一見すると、「海外に向けて」というありきたりな内容に感じられるかもしれません。しかし、ただ売れる可能性があるという理由だけで海外に目を向けているというわけではありません。

工芸品をはじめ、日本の文化や伝統が持つ価値やかっこよさを、日本人にも再認識してもらいたい気持ちがあります。
あたりまえ過ぎて不感になっている文化や伝統を、違ったフィルターを通すことで新鮮に映ることもあるからです。そのために、世界で評価されることが大事だと考えています。

もちろん既に海外での評価をされている工芸品、ブランドもたくさんあります。しかし、私たちは誰か1人、どこか1社の一人勝ちでは、現状は変わらないと考えています。素晴らしい技術、製品を持っていても発信の仕方で苦戦を強いられている人たちもいる現実を、仲間とともに乗り越えていく未来を想像をしています。

この未来を実現すること。
私たちの存在がハブとなり、コミュニティを生み、大きなエネルギーとなる姿を思い描き、実行していきます。


少しでもこの活動に共感し、共に歩んでいただける方がいれば、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!

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