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チューリッヒ下見という名の旅行|判明した試練

こんにちは。おぐら妻です。
写真はチューリッヒ下見中に食べたラクレットです。
ラクレットは熱々のうちに食べることを強くおすすめします。

今回は渡航前に一度チューリッヒの下見に行ったときのことを書きたいと思います。


渡航前のチューリッヒ下見

前回の記事で書いた通り2023年12月にスイス赴任が決まり2024年7月に渡航となりましたが、2024年3月に一度チューリッヒへ下見に行くことが出来ました。(主に配偶者のための会社の制度らしいです)
チューリッヒの雰囲気を見て、生活をイメージしやすくすることを目的としているとか。
私は初めてのスイス!ヨーロッパ!
既にスイスに住む覚悟は決まっていたので、楽しみだな~と思いながら平日まるまる有休を取り、1週間滞在することになりました。

フライトは約14時間。ヨーロッパ遠い。。

無事到着しましたが、やっぱりスイスは全然まだ寒い!
東京だとスギ花粉飛散真っ最中の時期で季節は春ですが、スイスは余裕でコートが必要な気温でした。スギかはわかりませんが、ちょっと鼻もむずむずしたので、何かしらの花粉が飛んでいたと思われます。

チューリッヒ中央駅の様子

チューリッヒ市内の探索をして、生活をイメージ。

スイスのスーパーは『COOP』『MIGROS』の2大巨頭が牛耳っています(?)どの駅にもこの2つのスーパーは必ずと言っていいほどある。
たまにドイツスーパーの『ALDI』や『Lidl』なども見かけます。

スイス人の主食は、パンやパスタ。
米は食べない文化なので、スーパーに残念ながら米はあまりありません
あっても1袋が少量ですし、日本米は当然ありません。。

リゾットも置いている

また、日本では洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品はスーパーにも置いてはありますが、基本的には品揃えが良いドラッグストア(マツキヨとか)で購入していました。
ですがスイスではマツキヨ的なお店はなく、スーパーにどんっと消耗品が置いてあります
ドラッグストアはありますが、その名の通り"薬を売っているお店"として存在しています。

ふらふらと探索中、Googleマップでたまたまリンツ工場を見つけたので行ってみました。
こちらの工場、2021年にオープンしたばかりとのことでとても綺麗でした。
(リンツはスイスのチョコレートブランドだと赴任決定後に知りました…)

デカイ

こちら、本物のチョコファウンテンでリンツのチョコがずっと流れています!!!
おかげでエントランスはチョコの良い匂いに包まれていました。

ホワイトチョコの試食コーナー

試食用のスプーンが大量に刺さっております。
ちゃんと箱ティッシュも置いてあるところがスイス的な丁寧さを感じる。

スイスのチョコレートの歴史とかチョコが作られる過程が知れます。
お土産屋さんも結構広かったので、チョコ好きの方にはおすすめの観光スポットです!

食事会で判明したこと

滞在中、チューリッヒに在住している夫の先輩家族何組かと一緒に食事をする機会がありました。
その際に実際にチューリッヒでの生活のあれこれを伺いとても参考になったのですが、一点初耳中の初耳なことがありました。

Aさん「そういえば、奥さんはドイツ語の試験受けなきゃいけないんですよね~。」

Bさん「あ、そうそう。そうなんだよね。最初の1年でね。」



私「.............…え?????????」


突然の"ドイツ語"というワードに思考停止。
たしかにチューリッヒはドイツ語圏で街中の案内もドイツ語ですが、試験を受けなきゃいけないなんて聞いていない…。
このルール、他国でも適用されているとは思うのですが当時の私は寝耳に水なのでした。
夫は"就労"という目的があるためドイツ語の習得は必要なく(会社ではみんな英語を話す)、配偶者に課されたビザ更新の条件なのだそうです。
厳しい。。。。。
つまり、「スイスに住むんだったらちょっとくらいドイツ語覚えてもらわないと困るよ。受からなかったらどうなるか分かってる、よね、、??」ってところでしょうか!!(悪意あり)
レベルとしては"A1"、一番最低ラインの級なのですが、ドイツ語なんて全く触れたことがないため突然どでかいプレッシャーが与えられたのでした。
もし受からなかったら本当に私だけ日本に強制送還される可能性があるため、この日からドイツ語と向き合う日々が始まったのでした。

こんな展開になるならNetflixで見たドイツドラマ『ダーク』をもうちょっと真剣に見ておけばよかったと思いました。


最後はただの観光で首都ベルンまで行き、日本に帰国しました。
ベルンの街並みも美しかったです。。

天気にも恵まれた

今回は以上です。
読んで下さりありがとうございました!

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