2020/21シーズン スウォンジー・シティ選手名鑑
※この記事は2020年11月7日のツイートを再構成したものです
1 GK フレディ・ウッドマン
(2年目・23歳・52試合0得点)
ニューカッスルからのローンを延長した絶対的守護神。ローン選手とは思えないほどスウォンジーを愛する。細身ではあるが、反射神経とポジショニングに優れたシュートストッパー。昨シーズンはPKを3本ストップする勝負強さも。
2 DF ライアン・ベネット
(1年目・30歳・4試合0得点)
今夏、ジョー・ロドンの代役として加入。イングランドでの豊富な経験を活かし、若いスワンズの最終ラインを締めるDFリーダーに。空中戦では存在感があり、チャンスに繋がるフィードも披露。彼の出来が、今シーズンの順位を大きく左右する。
3 DF ライアン・マニング
(1年目・24歳・1試合0得点)
QPRでの契約延長を断り、バーゲン価格でスワンズに加入したレフティ。主戦場は左WBで、元同僚のビドウェルと激しいポジション争いを繰り広げる。足元の技術が非常に高く、タッチライン際から1本のキラーパスでチャンスを演出する。
5 DF マーク・グエイ
(2年目・20歳・26試合0得点)
現在のスワンズにおいて、ファンから最も高い評価を受けているうちの1人。守備面では大きな弱点が見られず、攻撃への関与も積極的で、1試合に1回はチャンスに絡む。トラップ、ドリブル、パス、すべてが高水準。現地の発音は"ギー"に近い。
6 MF ジェイ・フルトン
(8年目・26歳・98試合6得点)
10代でプレミアリーグデビューを果たし、現在は中堅としてスワンズを支えるセントラルMF。ボール奪取能力が高く、多くの指揮官が守備的な役割を与えてきたが、最大の強みはバイタルへのパス供給とPA内への飛び出し。敵陣でも輝く1年になるか。
7 MF コリー・スミス
(1年目・29歳・9試合0得点)
今夏フリーで加入した汗かき役のボランチ。90分間途切れないスタミナを持ち、ピッチを縦横無尽に走り回る。セカンドボールの回収や強度の高いチェックなど、インテンシティの高いスワンズに欠かせない存在へ。リーダーシップも兼ね備える。
8 MF マット・グライムス
(7年目・25歳・106試合1得点)
キャプテンとして2シーズン目を迎えるボランチ。決して体格に恵まれてはいないが、狙った獲物は逃さずに奪い切る。読みが鋭く、ボールを引っ掛けて回収するのも彼の十八番。CBと中盤を繋ぐ役割として、ピッチの低い位置でパスを散らす。
9 FW ジャマル・ロウ
(1年目・26歳・10試合2得点)
イングランド下部からのし上がってきた苦労人。今夏にウィガンからバーゲン価格で加入した。スピード、パワーどちらも高いレベルにあり、アイェウの相棒としてレギュラーに定着。ゴール前の精度が上がれば、大ブレイクも十分にあり得る。
10 FW アンドレ・アイェウ
(計5年目・30歳・102試合33得点)
スワンズのエースであり絶対的支柱。フィジカル面はリーグを見渡しても抜きん出ており、彼を90分間抑え込むのは至難の業。数字面での貢献はもちろん、強いリーダーシップと献身性でチームを昇格に導く。指揮官も全幅の信頼を寄せる。
11 MF モーガン・ギブス=ホワイト
(1年目・20歳・4試合1得点)
ウルブズからローンで加入した、今夏の目玉補強。恵まれた体格を活かした強さに加え、オフザボールの動きも秀逸。開幕4試合でチーム最多のキーパス数を記録していたが、全治3ヶ月の大怪我により年内の復帰は絶望的に。
13 GK スティーブン・ベンダ
(4年目・22歳・1試合0得点)
ついにトップデビューを果たした大型GK。昨シーズンはスウィンドンで評価を高め、将来の守護神候補として高い期待を受けている。デビュー戦では冷静なパス捌きや長距離スローでも見せ場を作った
14 FW ビクトル・ギョケレス
(1年目・22歳・6試合0得点)
ブライトンよりローン加入したFW。スワンズで唯一のターゲットタイプながら、足での正確なポストプレーやサイドに流れてのチャンスメイクもこなす。周囲との連携が深まってくるであろう中盤戦以降、一気に化ける可能性あり。
15 MF ウェイン・ラウトリッジ
(10年目・35歳・244試合25得点)
2年連続で1年契約を勝ち取り、節目の10年目を迎えたバンディエラ。年々出場機会は減っている一方、プレーオフを決めた試合での2得点など、勝負どころでの強さには磨きがかかっている。ここ2年で9発、彼の力はまだまだ必要だ。
20 FW リアム・カレン
(14年目・21歳・10試合1得点)
8歳からスワンズに所属。昨シーズン途中、トップチームの控えFWへ序列を上げる。どこからでもゴールを狙える強烈な左足を持ち、U23チームではゴラッソを連発。前線の層が厚くなった今シーズンは、短い出場時間でいかにアピールできるかが鍵。
21 FW ヤン・ダンダ
(3年目・21歳・25試合4得点)
鮮烈デビューから2年、徐々に存在感を増すファンタジスタは勝負の1年。昨シーズンはミドルシュートで3得点、今シーズンもすでにアシストを記録するなど、得点に直結するプレーで違いを生み出す。キック精度と創造性はチームでも屈指。
22 DF ジョエル・ラティボーディエル
(1年目・20歳・0試合0得点)
マーケット最終日に加入したマンチェスター・シティ育ちのCB。アグレッシブな守備で相手FWと闘える選手で、キャプテンの素質も持つ。現在は5番手に甘んじているが、シーズン中にレギュラー争いに割って入れるか。
23 DF コナー・ロバーツ
(13年目・25歳・99試合6得点)
連戦だろうが関係なく、超エネルギッシュに上下動を繰り返すWB。時にゴールライン上までカバーし、攻撃時にはストライカーの位置まで入り込む。今シーズン途中からセットプレーのキッカーも担当し、高精度のボールを連発している。
24 DF ジェイク・ビドウェル
(2年目・27歳・49試合1得点)
スタミナとパワーに定評がある左WB。SBとしては振るわなかったが、昨シーズン途中のシステム変更により開花。素早い切り替えからのスプリントで、カウンターにも積極的に絡む。今シーズンはここまですでに4アシスト。
26 DF カイル・ノートン
(7年目・31歳・174試合5得点)
現メンバーの中では、プレミアリーグ時代から最も継続的に出場しているベテランDF。シーズン序盤は控えに甘んじていたが、チャンスを着実に活かし出番増加中。3バックの右CBとして、ファイナルサードまで進出し攻撃のタクトを振る。
28 MF ジョージ・バイアーズ
(5年目・24歳・56試合4得点)
卓越したテクニックを持つ技巧派のセントラルMF。プレーの判断を間違えない選手で、1.5列目〜3列目でプレー可能。ピッチ外ではムードメーカーとしてチームを盛り上げる。怪我でシーズンに出遅れており、一刻も早い復活が待たれる。
30 DF ティボンジ・ルシェシャ
(6年目・18歳・0試合0得点)
昨シーズン、17歳という若さでトップデビューを果たしたSB。ジンバブエにルーツを持ち、小柄ながら高い身体能力でロバーツの後釜を狙う。現状、右のWBは適任者が少ないため状況次第ではチャンスが巡ってくるだろう。
31 MF オリバー・クーパー
(8年目・20歳・0試合0得点)
攻守両面において献身的なサイドアタッカー。フリーランニングやチェイシングなど、ボールを持っていない局面で違いを生み出す。昨シーズンはU23チームでハットトリックを達成するなど得点力も発揮。WBとしてチャンスを窺う。
37 MF ダニエル・ウィリアムズ
(11年目・19歳・0試合0得点)
レオン・ブリットンを彷彿とさせるプレースタイルの中盤。アカデミー時代にはプレースキックも担当していた。常に飛び級でキャリアを歩んでおり、19歳ながら今シーズンよりトップチーム登録となっている。
38 DF キャメロン・エバンス
(11年目・19歳・0試合0得点)
昨シーズンはプレーオフ初戦でベンチ入り。アンダー世代の代表チームではキャプテンも務める。上背はないが、ボールを扱うのが非常に上手い守備のマルチロールであり、スウォンジー・ジャパンの管理人が最も期待している選手の一人。
41 MF ジョードン・ギャリック
(5年目・22歳・12試合2得点)
チーム1のスピードスター。昨シーズンはスーパーサブとして地位を築くも、今シーズンはシステム変更の憂き目に遭いベンチ外が続く。縦にボールを運ぶだけで、対面のDFを置き去りにできるポテンシャルの持ち主。
42 GK ルイス・ウェブ
(2年目・19歳・0試合0得点)
ウェールズの世代別代表にも選ばれているGK。今シーズンは3番手としてトップチームに昇格している。昨シーズンまで主戦場がU18チームであり、多くのファンは彼のプレーを知らない。ピッチ外ではインテリの一面も。
44 DF ベン・カバンゴ
(6年目・20歳・32試合3得点)
昨シーズン大ブレイクしたCB。すでにウェールズ代表の常連になりつつある。大柄な体格と長い手足を活かし、相手FWをねじ伏せる強さが最大の魅力。ローンでの経験すらない中デビューし、安定したプレーを続ける強心臓ぶりに誰もが驚かされた。
45 MF ケイシー・パーマー
(1年目・23歳・4試合1得点)
かねてから獲得を熱望していた選手で、今夏にロビンズよりローンで加入。ここまでは攻撃のギアを上げる切り札としての途中起用がメイン。強引さと繊細さを兼ね備えており、ギブス=ホワイトの代役にピタリとハマる予感が漂う。
監督 スティーブ・クーパー
(2年目・40歳)
イングランドU17代表監督を経て、トップチームの指揮はスワンズが初めてとなる新米監督。ポゼッションをベースに高いインテンシティと勝利への拘りを選手たちに植え付け、1年目でプレーオフ進出、2年目の今シーズンはプレミア昇格を狙う。