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ついに禁断の果実を配布
コロナウイルスで外出自粛要請が出されており、飲食店や夜のお店にも営業時短や休業を要請しております。
その協力金と称して、私の住む岐阜県ではお店に一律で50万円を給付することが決まりました。本日4/17 岐阜県庁に電話して確認したので間違いありません。家賃30万のフィリピンパブにも50万、家賃5万円の個人スナック店にも50万円を給付することになりました。そんな財源が岐阜県にあるのか疑問ですが、50万円給付されます。
国民には全員に一律10万円を給付する方向で進んでおります。1億2000万人に10万円ずつ配布するには12兆円のお金が必要です。もちろん、そんなお金は無いので、国債発行して借金しての配布です。
給付金を頂けるのは、非常に助かります。私はらーめん屋(アトラン柳ヶ瀬らーめん)を経営してますが、コロナの影響で売り上げがダウンし大変に苦労してましたので、非常に感謝しております。
しかし、これら給付金は 国債を発行しての給付であり、日本の借金は増える一方です。お金を印刷して市中にばら撒いてるのと同じであり、我々国民は禁断の果実を口にすることになります。
働かないのに、お金が貰えちゃうのです。働けないから、政府がお金を配ってくれるのですが、この味を覚えてしまった国民が、次々と禁断の果実を求めだすことが怖いのです。そして禁断の果実を配ることで国民が納得すると政府も禁断の果実の美味しさに気が付いてしまいます。
1万円札を印刷しただけで富が増えるわけではありません。お金がばら撒かれることで、お金の価値が下がります。少々ばらまく程度なら誤差の範囲で済むけど、味を覚えて禁断の果実を食べ続けるならば、これは確実にインフレになります。お金の価値(正確には日本円の価値)が下がります。国内生産の価格があがり、輸入品の価格はもっと上がり、暮らしは今より苦しくなります。苦しくなったから、禁断の果実を更に配布し、更に物価が上がります。
これをハイパーインフレと言います。経済は崩壊し仕事は無くなって収入は断たれた状況で、物の値段は上がるのです!!
禁断の果実は美味しいのですが、食べ続けると、最後は皆が死ぬことになります。経済にとっては毒入り果実なのです。
10万円の給付や、店舗に自粛協力金を配るのは、実は国民みんな平等に貧乏になる政策だと言うことを理解した上で、給付金をもらってください。