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第1回講演会を終えて

2020/9/15

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皆さんこんにちは!

子ども担当の麗奈です!

9月15日に株式会社サンタンのCSR部門でネパール駐在員として2020年3月から活動されていた繁光花捺さんに講演会を行なっていただきました。

花捺さんってどんな人?

・京都外国語大学スペイン語学科4回生(現在休学中)

・2019年度NEPALink代表

・アフリカへの渡航もある!

花捺さんは3回生の時にサンタンのネパール駐在員として選任され3月~現地で子供食堂やアート教室を行うために出発しました。

しかし!

到着して2週間が過ぎた時、新型コロナウイルスの影響でネパールがロックダウンに...

本来行う予定であった活動は行うことができず6月に帰国。

花捺さんはネパール滞在中の3か月間、今ネパール人の多くが最も必要としているものは生きていくための食料だと感じたそうです。

できることなら生活に苦しんでいる方全員に食料を配布をしたかったがどうしてもそれはできず、その中でも特に生活に困っている人をリストアップして配布したそうです。また、スラムで暮らしている方にも配布を行ったのですが、十分な感染対策が取れないということで、スラムで配布するのではなく、少し離れた町で配布の活動を行ったとおっしゃっていました。

しかし、この配布中にもリストに入っていない人が、「何をしているの?」「私だって食料がなくて困っているのよ」「私にも頂戴」と言われたそうです。

花捺さんはこの活動をしている中で、「困っている人を助けているはずなのに、逆に苦しむ人を出しているのではないかと感じた」とおっしゃっていました。

また、日本とは違ってマスクやアルコールをみんなが持っているわけでもないし、スラムの人を対象とした配布の時にはマスクをしていない人しかいなかったということもあり、「このままネパールに居続けたら自分が危ない」と感じ、苦渋の決断で日本に帰国したそうです。

今回の講演会では「子ども」にフォーカスというよりは、ネパールの「今」を学ぶことにフォーカスし講演を行っていただきました。

ネパールに行ったことのないメンバーにとってはとても貴重な機会となりました。

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