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【新発売のグミを正直レビュー! vol.32】2024年12月2日週発売グ٩( ᐛ )و ミ

グミ好きの皆様こんばんにちグ٩( ᐛ )و ミ

この記事では約3000種類のグミを食べてきた我々『日本グミ協会』が、新発売のグミを正直にレビューしていきます!

今回の正直レビュー参加者はこちらの3名!
画像タップでそれぞれのXに飛べます グ٩( ᐛ )و ミ

今週発売の新作グミを正直レビュー!

[今週の新作その1] 星降る町のしずくの宝石

メーカー:南信州菓子工房×カンロ
購入場所:セブンイレブン
金額:178円(税込)
内容量:40g
粒数:13粒

「2週間お休みが続いたので、今回はその中から良さげなものをピックアップということで!」

「カンロでこの寒天スタイルは初めてですよね。」

「ね、初めてです。」

「今までカンロで餅粉とか米粉とかのパターンってあったっけ?」

「いや〜、それもないですね。」

「あんまりこれだなっていうのはなかった気がするんだよね。
でもやっぱりコンセプトがうまいね。」

「そうですね!」

「普通だったら、やっぱり寒天っぽいお菓子として売り出しますよね。
寒天グミじゃないですけど、もうちょっと和テイストを持ってくると思うんですよ。」

「わかります。
普通はどうしても『グミサイズの寒天』っていう感じになっちゃうじゃないですか。」

「うんうん」

「それを、しっかりコンセプトをつけたことによって、ちゃんとグミを感じたんですよ。グミとドライフルーツの間みたいな。」

「そうそうそう!
僕も全く同意見で、寒天だって言われりゃそりゃそうなんですけど、
カンロさんがやることによって、まず『星降る町のしずくの宝石』っていうカンロテイストのポエミーな感じがありつつ、ちゃんとリンゴの濃さも感じてて。
寒天ってもう少しボソボソした粉みたいな感じになりがちなんですけど、うまくドライフルーツの方向に持っていってるなと思いました。」

「うん。すごいと思います。」

「カンロさんだからできたんだろうなっていうか、多分カンロさんも絶対にそうしよう!って思って頑張ったんだと思うよ。これは。」

「なるほど、プライドをかけて。」

「そう。『寒天じゃん!』ではなく、『あれ、これ寒天だけど頑張ってるね!』っていう方向に持ってこうとしてると思う。」

「しかも、単純にリンゴの寒天グミを作ろうとしているのではなく、ちゃんとSDGs的な。
お菓子工房で元々作ってるリンゴを漬けてる、本来であれば捨てるはずのシロップを使ったグミとして販売してるのがいいですよね。」

「アップサイクルってそういうことなのか!」

「そうそう。
新しいコンセプトをつけることによって、そこに価値を持たせるっていう。
さらにその工房が南信州だから、ちゃんと『星降る町』って商品名とリンクさせているのもすごい。」

「確かに。」

「これをうまくシリーズ化できたらいいね。
これは完全に邪推なんですけど、 最近はグミが売れてきてゼラチンの高騰とか不足とかがあるんじゃないかな。
そして、それに対して各メーカーでゼラチンじゃない餅粉とか蒟蒻粉とか寒天みたいな、いわゆる今までロフトで第3のグミじゃん!って僕たちが弾いてきたような領域っていうものをちゃんとグミにしようっていう動きがあったりしそう。」

「なるほど!」

「そうですね。『グミ』という考え方を広げようとしているというか。」

「そうそう。」

「では実際に食べてみましょう。」

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