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【Gapyear体験記#23】 あやなさん
名前 あやな 年齢 22歳
期間 2021年4月〜2022年3月(大学休学)
滞在国 日本 (休学期間は、実家を出て一人暮らしをしています。)
ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?
自分自身を確実に深く考えたいという思いがあったからです。なぜなら、就活のための自己分析をしていく中で、20年間生きてきたうちの1年間もない短い期間で、自分の将来について、その時感情で決めてもいいのかなと不安に感じたことや、就活に関する社会の構造、就活という社会に出る構造に、疑問を抱くようになったからです。なので、休学をしてまずは自分視点で、自分をみてみること、そして社会視点からも、自分のことを考えたいと思いました。
また、みんながやっているから自分もするという、流れに乗ることに違和感を感じ、自分ひとりの人生をこれから作っていく、考えていく上で、周りに合わせなくてもいいんじゃないかなと思い、立ち止まるためにも、休学することを決めました。
ギャップイヤー中に具体的にどんな活動をしていますか?
以前は不動産会社でインターンをしていました。今は、知り合いの教授、とのお知り合いの方とご縁があり、その方の元で自分の興味のある分野(ウェルビーイング・コーチング)の活動(現在は広報活動)にも参加しています。また、大学の授業とは別に、学びたい学問が出てきたので、「自分の興味のある分野を学びたい」との純粋な気持ちから、オンラインのコーセラを使って、授業を自分で組んで、英語の勉強をしつつ、興味のある分野を学んでいます。
ギャップイヤーを経験していてよかったと思うことやメリットがあれば教えてください。
自分に、自分対自分でしっかりと向き合えたことが、1番のメリットだと感じています。それに向き合い、自分を理解できたからこそ、社会人に接する機会に、「自分とはこんな人です」と伝えることができて、社会人の方も自分に興味を持ってくださり、そこから新たなご縁に恵まれることができました。
そしてなぜ、自分に向き合うことができたかというと、自分にとって、休学をすること、ひとり暮らしを始めることが、親から何も言われず、初めて自分で決めたことだからです。なので、自分がとった決断に対する責任が根底にあったからこそ、自分自身と向き合うことができました。
デメリットをあげるとしたら目的が明確になっていないと無駄な時間になってしまう可能性があるという点です。自分にとってはメリットしかないギャップイヤーですが、この休学期間の自分の目的がしっかりあったからこそ、ここまでメリットしかないのかと思えてるのかなと、自分の中で結論に至りました。
ギャップイヤー中やギャップイヤー後に学びたいことや目標はありますか?
現在私は、日本人の当事者意識や主体性が乏しいマインドセットについて疑問を抱いていて、それは日本の教育からきていると考えています。なので、教育分野について学んだり、自分自身を考えることや、考えるという行動をどのように育成できてくるのか、などを学びながら考えていきたいと思っています。
ギャップイヤー前までは、不動産屋やまちづくりに興味があり、教育には目もくれなかったのですが、ここまで深く考えたり、勉強したり、いろんな社会人の方とお話をしていく中で、この考えに至るようになりました。休学をしていなかったら、このスタンスにもこの考え方にも、なっていなかったなと思います。
ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。
私も休学をすると決めた時は、今いる周りの友達と学年がずれることに対する不安や親からどう思われるかがとても心配でした。ですが、この2つのことに、怯えて、不安な思いを抱きすぎることで、自分の可能性を潰すというのは、すごくもったいないなと思います。「したいなら、すればいいじゃん!」というスタンスが許されるのは学生だからだと思います。学生という立場を、いかにうまく使うかは自分自身にかかってきます。例え学年がひとつずれても、本当に仲がいい子は、1学年がずれても仲がいいままですし、逆にもっと自分に興味を持ってくれる子が出てきたり、また新しい繋がりができるので、今ある現状に固執せずに、新しいことにチャレンジすることに、リスクなんてないのかなと思います。
あやなさんの連絡先→ Twitter・Facebook・E-mail( wnk.01@outlook.com)
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日本ギャップイヤー協会とは
【 肩書のない時間を通して、人生を_____する 】
ギャップイヤーを切り口に「多様な選択肢を広める・ギャップイヤー経験者を支える」活動をしています。
●”毎月7日、日本時間19:00からzoomお話会 → ギャップイヤー経験者、気になっている人が集まり、テーマに合わせてゆるーく語り合う温かい場です。初めて参加の方も大歓迎。
●noteで経験者のインタビュー記事
→ ギャップイヤー経験は100人いたら100通り。年齢もタイミングも違う多種多様なギャップイヤー経験から勇気をもらって一歩踏み出すきっかけになればうれしいです。
質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします :)