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【Gapyear体験記#12】 甲部慈英さん

名前 甲部慈英                           年齢 21歳 
期間 高校卒業後
滞在国 日本、フィリピン

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現在の活動(職業や学業)

マレーシアのペナン島にある大学で環境学を学んでいます。

ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?

高校卒業後、大学進学のためのお金を貯める必要があったことや社会経験を積みたいと思ったからです。はじめからギャップイヤーだと認識していたわけではなく、振り返ってみたら、この期間が自分にとってギャップイヤーであると気づきました。


ギャップイヤー中には具体的にどんな活動をしていましたか?

まずは日本で1ヶ月間リゾートバイトをしました。その間にフィリピンにある日本企業などに5つほど応募し、その中で、台湾資本の語学学校にインターンとして採用されたので、5ヶ月間ほどフィリピンで働きました。その後、日本に帰国し、約1年と3ヶ月の間、リゾートバイトとして2つのホテルで働きました。大学進学の費用が貯まったあとは、もともとフィリピンの大学に進学予定だったので、大学に入るまでの期間にまたフィリピンでインターンをしていました。フィリピンの大学に入学する6日前に、自分の入学予定のコースが今年は開講しないことが発表されたので、その日のうちに、第2志望だったマレーシアの大学に出願しました。そしてフィリピンにいる間から、オンライン授業が始まり、2学期が始まるのと同時に、マレーシアに渡航しました。

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ギャップイヤー中の経験が、今の生活(仕事や活動等)にどのように活きていますか?

はじめは時間を無駄にするな、とも思っていたのですが、実際に終えてみたら、この大学入学前の社会経験が今の自分を作っていると言っても過言ではないなと感じています。まず学生としてのレッテルが完全になくなって、1人の社会人をして扱われた経験から、社会人としての責任感を学ぶことができました。また、インターンなどビジネス関係と関わることが多かったので、その経験から、物事をビジネス目線だったり、どうやったら社会に役に立つようになるかとを考えられるようになりました。これは大学のエッセイなど、クリティカルシンキングやクリエイティビティが必要とされる場面で、この経験が活きているなと感じています。さらに大学で教授と接する時のマナーなど、対等に接しつつも相手をリスペクトするといった、実社会でのコミュニケーションがスムーズにできるようになったことも、ギャップイヤーでの経験が活きているなと思っています。

ギャップイヤーを経験してよかったと思うことやメリットがあれば教えて下さい。

自分のキャリアについて考えることができたことや、大学在学中に学業とは別に自分がすべきことが明確になったことはよかったです。もともと、この期間にお金を貯めること以外の目標として、自分のキャリアを考える時間を持つということを掲げていました。なぜなら、もともと、大学では環境の分野を学びたいと考えていたのですが、その分野が本当に自分にあっているのかわからなかったからです。さらに実際に社会に出て経験したことで、好きなことを仕事にしてはいけないということを学び、次社会人になるまでに、自分がどういったスキルを身につけたいのか、さらには、それをもっと追求しないといけない、と感じました。例えば、タイムマネージメントやクリティカルシンキング力を大学中に鍛えて身につけていく必要があると思っています。

ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。

ギャップイヤーでの、「敷かれたレールから一度外れて、自分の力でゼロから作り上げる、築いていくという経験」は社会に出た時にとても活きるなと思います。また、ギャップイヤー中に何をするのかは先に決めておくといいと思います。できるだけ具体的に何をするのか、どういうことをしたくて、最終的にどういう自分になりたいのかを決めれる範囲で決めておくと、そこから逆算して行動していくことができるので、そのゴール設定は大事かなと思います。

⭐️甲部慈英さんの連絡先→Twitter

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日本ギャップイヤー協会とは


”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!

質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!


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