【備忘録】自治体システムがガバメントクラウドで運用開始!通信費が6倍・・ナショナルシステム化しません?
自治体システム標準仕様!ガバメントクラウドで、自治体の経費3割減!!と言いますが、通信回線費が6倍のコスト増のようですね。。やっぱ、ナショナルシステム化でしょ!!
▼INPUT
▼課題など
標準仕様対応したものではなく、現行システムをそのまま、ガバメントクラウドに上げると通信費6倍のようですね。人口も多くないので、システム利用頻度は少ないと思うのだが、それで6倍はと見るべきかは難しいですね。そもそも、通信費は固定扱いで設計したシステムであるかもしれないので。
〇課題:自治体クラウドは3割減は無理なんじゃないか?
もうすでに、共同利用のようですね。シングルテナントなのかマルチテナントなのか分かりかねますが、自治体クラウドよりコスト増になるのは、いかがなものか?という感じがします。シングルテナントならマルチテナントにして上手くすれば、通信費以外は下がるのかなとも。
さて、お金を持っている自治体は、共同利用や自治体パッケージシステムではなく、オーダーメイドシステムかと思います。オーダーメイドシステムは標準仕様により、カスタマイズができないようなので、システム保守費は下がるかもしれませんね。
言いたいことは、すべての自治体が3割減って無理だろうということですね。
〇課題:ガバメントクラウドへの移行(リフトアンドシフト)無謀では?
未だに標準仕様が固まらないのも終わっている感があるが・・。それは置いておいて・・。
この移行ですが、デジタル庁でも既に課題として挙がっているようですが大変です。人が足らないようです・・。自治体ごとに特殊なデータがあり、そこは業務知識を有するシステムエンジニアと業務を熟知した職員との共同作業になります。ここのフェーズは誰でもよいわけではなく、今から育てるのも難しいかと思います。
このフェーズで失敗したのが京都市です!新旧システムで比較しても、計算が合わない!!システムエンジニアは言う「計算式ください・・」。職員は言う「そのときの人がもういないから分からない」と。そして「それじゃプログラム組めない」いう無限ループだったのかなと。
少し脱線させますが「短期間で安全・確実に〈標準仕様準拠システム〉への移行を完了」は新しい商売の種なんでしょうね。
〇妄想:3割減になるために
ナショナルシステム化しかない認識です。ナショナルシステム化とはガバメントクラウド上で、全業務システムが1つです。今は、住民記録は自治体・ベンダーごとなど似たり寄ったりなものがたくさんあり、自治体はベンダーに個々で支払っています。これを全業務の画面周りはA社、住民記録はB社、国民保険はC社、と日本に各業務システムは1つで、疎結合(マイクロサービスなど)で表現すればよいかと思います。これで、法改正ごとに全国の自治体がベンダーに払う経費は少なくなる認識です。要は「共同利用=システム改修費按分=安い」を、デジタル庁がまとめて「ナショナルシステム化=全自治体按分ルール」そうすればよいじゃん!という話です。
最大のネックは、自治体が事務をシステムにそこまで合わせられるかになるかと思います。いずれにせよ、人口減!働き手は半分?自治体も税収減になるのは確実なので、システム費は減らさぜるを得ない時代に突入するので、ナショナルシステム化は必須かと思います。
現段階、コスト増!仕様決まらないのでシステム対応難しいのに、2025年度対応必須!でガバメントクラウドで運用すべき!なら、ナショナルシステム化で良いかと思いますよ。
過去にも記載しましたが、計算API、(標準仕様ではないようですが)データベースもDBaaSでデジタル庁が提供し、一本化ぐらいはしたらよいかと思いますがね。標準化対応とガバメントクラウドに全て乗せました!早速、共通化(ナショナルシステム化)って、今の状態からすると無駄じゃないかと思います。
大事になことは標準化の後の共通化(私はナショナルシステム化推奨)に向けて、シナリオを描いておくことが大事かと思います。
Oracleもガバメントクラウドに入ったし、DBaaS期待しています。(デジタル庁におけるガバメントクラウド整備のためのクラウドサービスの提供-令和4年度募集-の公募結果についてより)