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【運動が重度の内臓疲労を引き起こしてしまう理由】


一般的に内臓疲労が起こる原因には、暴飲暴食、ストレス、睡眠不足などがあると思いますが、実はあまり知られていないですが運動でも内臓疲労が起こると言われています。
ではどのぐらいの運動量で内臓疲労が起こるのか。
結論から言いますと、ジョギング、ウォーキングの距離が1か月で200キロメートル以上、筋肉トレーニングなら90分以上と言われています。

この調査は110万人を対象に9年間に渡り日々の運動量と健康状態について調べた統計学で、1か月で200キロメートル以上の運動をしている人4万9113人が心臓病を発症し、1万7,822人が心筋梗塞を起こしているという結果でした。
例えるなら1日5キロ以上のジョギング、ウォーキングに抜擢します。
原因は、オーバートレーニングと言う状態で筋繊維が壊されている状態で更に負担を掛けることで超回復する事が出来なくなり血流の流れも悪くなり、けがや病気のリスクが高くなる事が考えられます。
 
このように運動をしている最中は血液が筋肉に集中するため内臓の機能がかなり低下してしまいます。

運動中は安静時よりも多くの栄養素を必要とし、その大半が筋肉へ供給されます。
例えば食後にすぐに運動を始めると、お腹が痛くなることが多いと思いますがこれは胃腸に十分な血液が届かない為だと言われています。

また運動すると体内に蓄積された疲労物質を排出するため、ろ過装置である腎臓や解毒機能を持つ肝臓などへの負担も大きくなります。
なので、運動後クールダウンをする方が多いですが、目的としては内臓への血液供給を回復させる目的もあるそうです。

では実際に内臓疲労が起きている場合にはどういった症状があるのかをご説明致します。

・以前より朝起きるのが辛い、寝ても疲れが取れない(肝臓などの慢性疲労)
・朝方の手足のむくみ(腎臓)
・胃痛、食欲不振、
・風邪をひきやすい
・便秘や下痢などのお腹の不調

以上の様に一般的な症状ではありますが運動している患者さんでも内臓の疲労がでる可能性が高くそれに加えて飲酒、夜更かし、精製されたお菓子やデザートを沢山食べるなどをしてしまうと朝方、上記の症状や急性症状がでてくる可能性が上がります。

特に仕事で重い物を持つ事が多い力仕事をしている方は一般の方に比べて内臓機能が低下しやすいため睡眠、運動、食事に気を付ける必要はあります。
運動中に体温調節のために汗をかくのでこまめに水分補給をするのが大切です。
それにより血液の濃度を一定に保ち、代謝の低下や代謝促進による脱水症状を防ぐようにして下さい。 

仕事で力仕事をしていなくても日常的に1日5キロ以上のジョギング、ウォーキングを毎日しているという方は内臓疲労が起きていないかを上記の症状と見比べて確認してみて下さい。

1つでも当てはまる場合には内臓を休ませるためにジョギングやウォーキングを少しの間お休みして体や内臓を労ってあげて下さいね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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